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メキシコでゴメスが大活躍。 アルセナルに初戴冠のチャンス到来!
決勝 1st.Leg クルブ・アメリカ 2-3 アルセナル
コッパ・スダメリカーナは、11月30日に決勝 の 1st.Leg が行われた。メキシコは首都メキシコシティのエスターディオ・アステカで行われた クルブ・アメリカ×アルセナル は、後半にFWアレハンドロ・ゴメスの2ゴールで逆転したアルセナルが初戦を制した。
試合を動かしたのはクルブ・アメリカ。6分にFWサルバドール・カバーニャスが味方のクロスに頭で合わせて先制点をゲットした。両者一進一退の攻防で試合は密度を増す。次の1点は32分に生まれた。右サイドでファウルを受けたアルセナルは、間接フリーキックにDFアニーバル・マテジャンが反応。ファーに流れてヘディングシュートをゴールに突き刺して同点とした。
1-1 で折り返した後半、先手を打ったのはクルブ・アメリカ。54分、相手の中途半端なパスをペナルティエリアでインターセプトしたFWカバーニャスが後方に散らしたボールを、MFアルグエージョが豪快にシュート。ボールは空中で鋭く伸びてゴールネットに突き刺さり、クルブ・アメリカが勝ち越しに成功した。
だが、アルセナルはここから勝利への執念をむき出しに攻めていった。57分、GKマリオ・クエンカのゴールキックが前線に流れると、FWホセ・ルイス・カルデロンがスペースに流して最後はFWアレハンドロ・ゴメスがシュート。あっという間に 2-2 としたアルセナルは、66分にも再びGKクエンカのゴールキックからチャンスメイク。ペナルティエリアにこぼれたボールをFWアレハンドロ・ゴメスが頭でゴールに押し込み、3-2 と逆転に成功。アルセナルは80分に退場者を一人出したが、反撃を振り切って価値ある勝利をおさめた。
次節は12月5日。勝っただけでなく、アウェイゴール3点を得ているアルセナルが優位であることは間違いない。クラブ設立の1957年からこれまで何のタイトルも獲得していないアルセナルにとって、悲願の初タイトル獲得という大きなチャンスが巡ってきた。
写真; 後半に2ゴールを決め、興奮して飛び跳ねるFWアレハンドロ・ゴメス ( アルセナル / 右 ) 。
| コッパ・スダメリカーナ 2007 決勝 1st.Leg (30/11/2007) |
| クルブ・アメリカ |
2-3 |
アルセナル |
|
ギジェルモ・オチョア
|
GK
|
マリオ・クエンカ
|
オスカル・ロハス
リカルド・ロハス
ドゥイーリオ・ダビーノ
ホセ・アントーニオ・カストロ
|
DF
|
ハビエル・ガンドルフィ
ホシマール・モスケーラ
クリスティアン・ディアス
アニーバル・マテジャン
|
アレハンドロ・アルグエージョ
ヘルマン・ビージャ
( エンリケ・エスケーダ )
フェデリコ・インスーア
ファン・カルロス・シルバ
( ファン・モスケーダ )
|
MF
|
セバスティアン・カレーラ
カルロス・カスティリョーネ
セバスティアン・カシエーラ
( パブロ・ガルニエル )
( マルティン・アンドリッシ )
ハビエル・ジャクッシ
|
サルバドール・カバーニャス
エルナン・ロドリーゴ・ロペス
|
FW
|
アレハンドロ・ゴメス
( イスラエル・ダモンテ )
ホセ・ルイス・カルデロン
( レオナルド・ビアヒーニ )
|
サルバドール・カバーニャス 06
アレハンドロ・アルグエージョ 54
|
ゴール
|
32 アニーバル・マテジャン
57 アレハンドロ・ゴメス
66 アレハンドロ・ゴメス
|
ホセ・アントーニオ・カストロ
ヘルマン・ビージャ
|
イエロー カード |
ホシマール・モスケーラ
ハビエル・ガンドルフィ
フェルナンド・クエンカ
|
|
|
レッド カード |
カルロス・カステリョーネ
|
|
ダニエル・ブライロフスキー
|
監督
|
グスターボ・フリオ・アルファーロ
|
主審; リカルド・グランセ ( パラグアイ )
スタジアム; エスターディオ・アステカ ( メキシコシティ )
|
Final 〜決勝〜
| 1st.Leg |
パチューカ |
1-1 |
コロ・コロ |
| 2nd.Leg |
コロ・コロ |
1-2 |
パチューカ |
| 2試合合計 3-2 で パチューカ が優勝。 |
|
Semi Final 〜準決勝〜
| 1st.Leg |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
2-3 |
クルブ・アメリカ |
| 2nd.Leg |
クルブ・アメリカ |
2-0 |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
| 2試合合計 5-2 で クルブ・アメリカ が決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
リーベル・プレート |
0-0 |
アルセナル |
| 2nd.Leg |
アルセナル |
0-0 |
リーベル・プレート |
| 2試合合計 0-0 , PK戦 4-2 で アルセナル が決勝進出。 |
|
Quarto de Final 〜準々決勝〜
| 1st.Leg |
クルブ・アメリカ |
2-0 |
バスコ・ダ・ガマ |
| 2nd.Leg |
バスコ・ダ・ガマ |
1-0 |
クルブ・アメリカ |
| 2試合合計 2-1 で クルブ・アメリカ が準決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
サンパウロ |
0-1 |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
| 2nd.Leg |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
2-0 |
サンパウロ |
| 2試合合計 3-0 で ミジョナリオス・デ・ボゴタ が準決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
デフェンソール・スポルティン |
2-2 |
リーベル・プレート |
| 2nd.Leg |
リーベル・プレート |
0-0 |
デフェンソール・スポルティン |
| 2試合合計 2-2 、アウェイゴール倍付け で リーベル・プレート が準決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
アルセナル |
0-0 |
チーバス・デ・グアダラハーラ |
| 2nd.Leg |
チーバス・デ・グアダラハーラ |
1-3 |
アルセナル |
| 2試合合計 3-1 で アルセナル が準決勝進出。 |
|
Juego del torneo 〜決勝トーナメント1回戦〜
| 1st.Leg |
ラヌース |
2-0 |
バスコ・ダ・ガマ |
| 2nd.Leg |
バスコ・ダ・ガマ |
3-0 |
ラヌース |
| 2試合合計 3-2 で バスコ・ダ・ガマ が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
ボカ・ジュニオールス |
2-1 |
サンパウロ |
| 2nd.Leg |
サンパウロ |
1-0 |
ボカ・ジュニオールス |
| 2試合合計 2-2 , アウェイゴール倍付けで サンパウロ が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
ボタフォゴ |
1-0 |
リーベル・プレート |
| 2nd.Leg |
リーベル・プレート |
4-2 |
ボタフォゴ |
| 2試合合計 4-3 で リーベル・プレート が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
ゴイアス |
2-3 |
アルセナル |
| 2nd.Leg |
アルセナル |
1-1 |
ゴイアス |
| 2試合合計 4-3 で アルセナル が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
DCユナイテッド |
2-1 |
チーバス・デ・グアダラハーラ |
| 2nd.Leg |
チーバス・デ・グアダラハーラ |
1-0 |
DCユナイテッド |
| 2試合合計 2-2 , アウェイゴール倍付けで チーバス・デ・グアダラハーラ が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
デフェンソール・スポルティング |
3-0 |
エル・ナシオナル |
| 2nd.Leg |
エル・ナシオナル |
2-0 |
デフェンソール・スポルティング |
| 2試合合計 3-2 で デフェンソール・スポルティング が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
1-1 |
コロ・コロ |
| 2nd.Leg |
コロ・コロ |
1-1 |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
| 2試合合計 2-2 , PK戦 7-6 で ミジョナリオス が準々決勝進出。 |
|
| 1st.Leg |
パチューカ |
1-4 |
クルブ・アメリカ |
| 2nd.Leg |
クルブ・アメリカ |
0-2 |
パチューカ |
| 2試合合計 4-3 で クルブ・アメリカ が準々決勝進出。 |
|
Juego del torneo 〜国別予選ラウンド〜
Argentina 〜アルゼンチン〜
| 1st.Leg |
アルセナル |
1-1 |
サン・ロレンソ |
| 2nd.Leg |
サン・ロレンソ |
0-3 |
アルセナル |
| 2試合合計 4-1 で アルセナル が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
ラヌース |
2-0 |
エストゥディアンテス |
| 2nd.Leg |
エストゥディアンテス |
2-1 |
ラヌース |
| 2試合合計 3-2 で ラヌース が勝ち抜け。 |
|
Brasil 〜ブラジル〜
| 1st.Leg |
バスコ・ダ・ガマアトレチコ・パラナエンセ |
2-4 |
バスコ・ダ・ガマ |
| 2nd.Leg |
バスコ・ダ・ガマ |
2-0 |
アトレチコ・パラナエンセ |
| 2試合合計 6-2 で バスコ・ダ・ガマ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
サントス |
2-2 |
クルゼイロ |
| 2nd.Leg |
クルゼイロ |
1-1 |
サントス |
| 2試合合計 3-3 , 昨年の国内リーグ順位の差で サンパウロ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
ボタフォゴ |
3-1 |
コリンチャンス |
| 2nd.Leg |
コリンチャンス |
1-2 |
ボタフォゴ |
| 2試合合計 5-2 で ボタフォゴ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
ゴイアス |
2-0 |
クルゼイロ |
| 2nd.Leg |
クルゼイロ |
1-0 |
ゴイアス |
| 2試合合計 2-1 で ボタフォゴ が勝ち抜け。 |
|
Chile y Peru 〜チリ&ペルー〜
| 1st.Leg |
アウダックス・イタリアーノ |
2-0 |
ホルヘ・ウィルステルマン |
| 2nd.Leg |
ホルヘ・ウィルステルマン |
1-1 |
アウダックス・イタリアーノ |
| 2試合合計 3-1 で アウダックス・イタリアーノ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
レアル・ポトーシ |
1-1 |
コロ・コロ |
| 2nd.Leg |
コロ・コロ |
3-1 |
レアル・ポトーシ |
| 2試合合計 4-2 で コロ・コロ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
コロ・コロ |
0-0 |
アウダックス・イタリアーノ |
| 2nd.Leg |
アウダックス・イタリアーノ |
1-1 |
コロ・コロ |
| 2試合合計 1-1 、アウェイゴール倍付けで コロ・コロ が勝ち抜け。 |
|
Bolivia y Ecuador 〜ボリビア&エクアドル〜
| 1st.Leg |
オルメード |
1-0 |
サモーラ |
| 2nd.Leg |
サモーラ |
1-2 |
オルメード |
| 2試合合計 2-2 、アウェイゴール倍付けで オルメード が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
カラボボ |
0-1 |
エル・ナシオナル |
| 2nd.Leg |
エル・ナシオナル |
4-0 |
カラボボ |
| 2試合合計 5-0 で エル・ナシオナル が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
エル・ナシオナル |
2-0 |
オルメード |
| 2nd.Leg |
オルメード |
1-0 |
エル・ナシオナル |
| 2試合合計 2-1 で エル・ナシオナル が勝ち抜け。 |
|
Uruguay y Paraguay 〜ウルグアイ&パラグアイ〜
| 1st.Leg |
デフェンソール・スポルティング |
2-1 |
リベルター |
| 2nd.Leg |
リベルター |
2-2 |
デフェンソール・スポルティング |
| 2試合合計 4-3 で デフェンソール・スポルティング が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
タクアリ |
1-1 |
ダヌービオ |
| 2nd.Leg |
ダヌービオ |
3-0 |
タクアリ |
| 2試合合計 4-3 で ダヌービオ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
ダヌービオ |
1-1 |
デフェンソール・スポルティング |
| 2nd.Leg |
デフェンソール・スポルティング |
3-0 |
ダヌービオ |
| 2試合合計 4-1 で デフェンソール・スポルティング が勝ち抜け。 |
|
Colombia y Venezuela 〜コロンビア&ベネズエラ〜
| 1st.Leg |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
0-1 |
コローネル・ボロネージ |
| 2nd.Leg |
コローネル・ボロネージ |
0-1 |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
| 2試合合計 1-1 , PK戦 5-4 で ミジョナリオス・デ・ボゴタ が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
ウニベルシターリオ |
0-1 |
アトレティコ・ナシオナル |
| 2nd.Leg |
アトレティコ・ナシオナル |
1-1 |
ウニベルシターリオ |
| 2試合合計 2-1 で アトレティコ・ナシオナル が勝ち抜け。 |
|
| 1st.Leg |
アトレティコ・ナシオナル |
2-3 |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
| 2nd.Leg |
ミジョナリオス・デ・ボゴタ |
0-0 |
アトレティコ・ナシオナル |
| 2試合合計 3-2 で ミジョナリオス・デ・ボゴタ が勝ち抜け。 |
|
Regulamento 〜レギュレーション〜
▼ 南米中の各国から優秀な成績を残したクラブチームが参加して行われるカップ戦。欧州に例えれば、さしずめ UEFAカップに相当するだろう。南米サッカー連盟 (CONMEBOL…読み方;コンメボル) が設立したもので、リベルタドーレスの敗者を含めた各国の上位チームが参加する。ブラジルやアルゼンチンからは6〜7チームが参加し、その他の南米諸国からはおおよそ2〜4チームほどに出場資格が与えられる。
▼ リベルタドーレスほどの権威はないが、スダメリカーナ制覇も南米では非常に高く評価される。ただ、この大会に関してはスダメリカーナの優勝クラブには、「レコッパ・スダメリカーナ」と呼ばれる大会で、リベルタドーレス王者と対戦する権利を得られる。ちなみに、レコッパ・スダメリカーナとは、欧州の UEFA スーパーカップ (チャンピオンズリーグ王者と、UEFAカップ王者が対戦するカップ戦) にあたるカップ戦である。
▼ まず、グループリーグをホーム&アウェイで戦い、その上位2チームが決勝トーナメントをホーム&アウェイで戦う。南米では唯一欧州と同じカレンダーで開催されるアルゼンチンの国内リーグを考慮した同大会は、8〜12月に行われる。
Historia 〜歴史〜
▼ スダメリカーナとは、スペイン語で Sudamericana と表記。この単語は、Sud (南) + Americana (アメリカ) の2つをミックスした造語であり、日本語に直訳すればコパ・スダメリカーナは「南米杯」の意味にとれる。その名が示す通り、同大会はその昔、長年「 コパ・コンメボル(CONMEBOL =南米サッカー連盟) 」と呼ばれていた。
▼ 長年続いたコパ・コンメボルは1999年を最後に解体、代わって南米大陸を南北に2分した形のカップ戦が始まる。これが、「コパ・メルコスール(スール=南という意味)」、「コパ・メルコノールテ(ノールテ=北という意味)」にあたる。だが、この中途半端な区分の大会は、わずか4年で消滅。これらを統合した形で、コパ・コンメボル形式として復活した南米大陸カップが、「コパ・スダメリカーナ」になった。
スダメリカーナ自体の歴史は2002年からと浅いが、それ以前に別の名称でカップ戦が行われていたことを考えれば、歴史が古いともとれるだろう。
◆ ちなみに、南米唯一のポルトガル語圏であるブラジルでは、「コパ・スダメリカーナ」とは呼ばずにポルトガル語で表記。「コパ・スウ・アメリカーナ」に呼ばれている。この場合、単語はポルトガル語で、Sul (南) Americana (アメリカ) になる。