Campeonato Carioca 2008 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2008〜 勝率100%を継続中。無敵ボタフォゴ、バスコとの首位攻防戦も制す。
前期グアナバーラ杯 第5節 バスコ・ダ・ガマ 2-3 ボタフォゴ
サンパウロ州選手権は2月2〜3日に第5節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた バスコ・ダ・ガマ×ボタフォゴ は、ボタフォゴが終盤に決勝点を奪って勝利。ボタフォゴは開幕からいまだ無敗の5連勝と絶好調だ。 試合は、序盤から動いた。攻勢に出たボタフォゴは17分、フリーキックを前線に蹴らず左サイドのスペースに流すと、MFゼ・カルロスがこのボールを遠めから強引にシュート。ボールは鋭く伸びてニアに突き刺さった。ゼ・カルロスの鮮やかなロングシュートで先制したボタフォゴは、35分には左コーナーキックにMFトゥーリオが頭で合わせて 2-0 とリードを広げた。 だが後半、バスコが潜めていた牙をむく。後半開始直後の46分、右サイドで得たセットプレイをDFジョルジ・ルイスがヘディングシュートを決めて1点を返すと、77分には右サイドを上がったDFワグネール・ジーニスのクロスにMFブルーノ・メネージェウが右足で沈めて同点に追いついた。このとき、ブルーノ・メネージェウは右手でトラップしていたが、主審も副審もハンドを確認できなかったことから、彼のハンドは流されてゴールが認められた。ボタフォゴ側は抗議したが、判定は覆らなかった。 この時点で 2-2 。勢いの差からバスコの逆転勝利もありうる空気が漂ったが、ボタフォゴが執念を見せた。85分、速攻で相手ゴール前に攻め上がったFWファービオをDFルイゾンがペナルティエリアで倒し、ボタフォゴがPKを獲得。これをMFルッシオ・フラービオが冷静に沈めて、熾烈な戦いにピリオドを打った。
写真右上; DFルイゾン ( バスコ・ダ・ガマ / 上 ) に体を寄せられて転倒するMFジョルジ・エンリーキ ( ボタフォゴ ) 。
|