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Campeonato Carioca 2008 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2008〜

チアーゴ・ネービス危うし?

 ベガルタ仙台でプレイし、帰国後フルミネンセで主力を担っているMFチアーゴ・ネービスにスタメン落ちの危機が迫りつつあるという。なんでも、ヘナット・ガウーショ監督に「ダリオ・コンカ主軸構想」があるというのだ。

 チアーゴ・ネービスはベガルタ仙台からフルミネンセに加入後、安定感のあるプレイを続けてきた選手で、チームやサポーターからの信頼感も厚い。とりわけ今年見せている獅子奮迅の活躍は特筆もので、チアーゴ・ネービスの好調ぶりを目の当たりにしたドゥンガは、彼をセレソンに招集している。

 セレソンの一員として親善試合に出場できるとなれば、チアーゴ・ネービスにとっては飛躍の大きなチャンスだ。だが、その頃フルミネンセではヘナット・ガウーショ監督が、別のチーム構想を練っていた。チアーゴ・ネービス不在で行うリオ・デ・ジャネイロ州選手権において、アルゼンチン人MFダリオ・コンカをスタメンに据えて戦うことを明言したのであった。

 ダリオ・コンカは昨年アルゼンチンからバスコ・ダ・ガマへと移籍するや否や主力として定着した選手。当時バスコの監督だったヘナット・ガウーショはずっと彼を重宝し、自身がフルミネンセの監督に就くや否や、コンカをフルミネンセに連れてきたというわけ。

 ダリオ・コンカを軸に据えても、きっとフルミネンセはうまくいくであろう。現に、この構想についてFWワシントン ( 元浦和レッズ ) とDFガブリエウは賛同している模様。「チアーゴ・ネービスも素晴らしい選手だけど、コンカも素質のある選手。連携が合うならとくに問題はないと思う」と述べている。

 「鬼の居ぬ間に・・・」といった諺はあてはまらないが、チアーゴ・ネービスがセレソンに合流している間に、ダリオ・コンカがポジションを確保する可能性も十分ある。チアーゴ・ネービスにとっては気が気でないに違いない。

2008年2月4日
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