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Campeonato Paulista 2008 〜サンパウロ州選手権 2008〜

ビラ・ベウミーロに現れた18歳の新生チアーゴ・ルイス。
第4節 サントス 2-0 ブラガンチーノ

 サンパウロ州選手権は1月26〜27日に第4節が行われた。サントスのビラ・ベウミーロで行われた サントス×ブラガンチーノ は、18歳の若手FWチアーゴ・ルイスのゴールで先制したサントスが今季初勝利を飾った。

 試合は、サントスが立ち上がりからボールを支配。6分にFWチアーゴ・ルイスがワンツーで抜け出しシュートを放つと、18分にはチアーゴ・ルイスとのワンツーからMFホドリーゴ・ソウトが抜け出してシュート。いずれも決定的なチャンスだったがゴールを割れなかった。だが主導権を握るサントスは34分に均衡を破った。FWアドリアーノのスルーパスに反応したMFクレーベルが左サイドを駆け上がってゴール前にクロスを供給。これをFWチアーゴ・ルイスが頭で合わせてゴールに押し込み、サントスが先制した。
 後半は開始からブラガンチーノがチャンスをつくったが、サントスは度重なるピンチもGKファービオ・コスタの好守で失点を許さず。サントスは後半押されっぱなしであったが、セットプレイから追加点を奪取した。82分、右コーナーキックをGKグレーゲルがパンチングミスすると、ボールは自陣のゴールへ。慌てて戻ったDFネイ・サントスはクリアを試みたが、蹴られたボールはクリアとはならず、無情にもゴールネットに突き刺さった。実質的にはGKグレーゲルのオウンゴールであったが、公式記録ではDFネイ・サントスのオウンゴールと記録された。

 この日のサントスは褒められるほどの試合はできず、後半に限っては相手に攻め込まれる場面が目立っていた。エメルソン・レオンのチーム作りはまだ完成には程遠い。だが、この試合では新たな若手が台頭した。アレシャドレ・パト ( ACミラン ) と同い年、18歳のFWチアーゴ・ルイスだ。同選手はレギュラー定着を目指して獅子奮迅の活躍。ゴールシーン以外でも決定機を作り出した。臆せずゴールを狙いにいく姿勢に、エメルソン・レオンも「気迫と試合に対する姿勢が素晴らしい。とても18歳とは思えない。今後も大切に育てれば彼はもっとすごい選手になるかもしれない」と絶賛したという。
 相手に救われた感もあるが、サントスは今季初勝利。勝ち点3が欲しかったサントスにとっては、どんな形であれ勝てたことは大きい。

 写真; 開幕のスタートでつまづいたチームに今季初勝利をもたらした18歳のFWチアーゴ・ルイス ( サントス ) 。


サンパウロ州選手権 2008 第4節 (27/01/2008)
サントス 2-0 ブラガンチーノ
ファービオ・コスタ GK グレーゲル
アダイウトン
アンデルソン・サーリス
ベトン
フィリッピ
DF ネイ・サントス
チアーゴ・ビエイラ
ダ・シウバ
ニアンデル
( ハファエウ・アイダール )
アドリアーノ
ホドリーゴ・ソウト
ホドリーゴ・タバタ
( アレックス )
クレーベル
MF セーザル・ガウーショ
モラデイ
ゼジエウ
アンデルソン
( パウリーニョ )
チアーゴ・ルイス
クレーベル・ペレイラ
( ヘナチーニョ )
FW マラキーアス
ビウー
( ハフィーニャ )
チアーゴ・ルイス 34
(オウンゴール) ネイ・サントス 82
ゴール
アンデルソン・サーリス イエロー
カード
ネイ・サントス
セーザル・ガウーショ
ダ・シウバ
ゼジエウ
エメルソン・レオン 監督 マルセーロ・ベイガ
主審; ホドリーゴ・マルチンス・シントラ
スタジアム; ビラ・ベウミーロ ( サントス )
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