Campeonato Paranaense 2008 〜パラナー州選手権 2008〜 カズの古巣、州選手権で開幕連勝スタート。
第2節 コリチーバ 2-1 アダッピ・ガーロ
パラナー州選手権は1月12〜13日に第2節が行われた。クリチーバのエスタジオ・コウト・ペレイラで行われた コリチーバ×アダッピ・ガーロ は、コリチーバが点差以上の力をみせて開幕連勝を飾った。 試合は、19分に左サイドを上がったDFヒカルジーニョのクロスをFWケイヒソンが無理な体勢から腰でゴールに押し込みコリチーバが先制。優位に試合を進めたコリチーバは、72分にはFWケイヒソンが倒されてPKを獲得。FWウーゴのPKはミスキックとなったが、リバウンドにすぐ反応して2点目をゲット。後半ロスタイムに1点返されたが、コリチーバは最後までリードを守って勝ち点3を加算した。 1989年の同州選手権では、コリチーバにあのカズ (三浦知良) が在籍していた。左サイドのウイングとして大活躍し、地元の雑誌にも取り上げられたカズは、その年の州選手権優勝に貢献。あれから19年。一昨年にはブラジル全国選手権で屈辱の2部降格を味わったが、昨年の全国選手権2部で見事優勝を果たし、コリチーバは数年前のグレーミオと同様に1シーズンで全国選手権1部昇格を果たした。今年のブラジレイロンでまたすぐに2部へと逆戻りしてはいけない。ブラジレイロンで1部に残留することは、今年のコリチーバの至上命題。そのためにも、州選手権で"勝ち癖"をつけておくことは重要なことである。開幕連勝は、1年のスタートとしても上々だ。
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