Copa NISSAN Sudamericana 2007 〜 コッパ・スダメリカーナ 2007 〜 メキシコでゴメスが大活躍。 アルセナルに初戴冠のチャンス到来!
決勝 1st.Leg クルブ・アメリカ 2-3 アルセナル
コッパ・スダメリカーナは、11月30日に決勝 の 1st.Leg が行われた。メキシコは首都メキシコシティのエスターディオ・アステカで行われた クルブ・アメリカ×アルセナル は、後半にFWアレハンドロ・ゴメスの2ゴールで逆転したアルセナルが初戦を制した。 試合を動かしたのはクルブ・アメリカ。6分にFWサルバドール・カバーニャスが味方のクロスに頭で合わせて先制点をゲットした。両者一進一退の攻防で試合は密度を増す。次の1点は32分に生まれた。右サイドでファウルを受けたアルセナルは、間接フリーキックにDFアニーバル・マテジャンが反応。ファーに流れてヘディングシュートをゴールに突き刺して同点とした。 1-1 で折り返した後半、先手を打ったのはクルブ・アメリカ。54分、相手の中途半端なパスをペナルティエリアでインターセプトしたFWカバーニャスが後方に散らしたボールを、MFアルグエージョが豪快にシュート。ボールは空中で鋭く伸びてゴールネットに突き刺さり、クルブ・アメリカが勝ち越しに成功した。 だが、アルセナルはここから勝利への執念をむき出しに攻めていった。57分、GKマリオ・クエンカのゴールキックが前線に流れると、FWホセ・ルイス・カルデロンがスペースに流して最後はFWアレハンドロ・ゴメスがシュート。あっという間に 2-2 としたアルセナルは、66分にも再びGKクエンカのゴールキックからチャンスメイク。ペナルティエリアにこぼれたボールをFWアレハンドロ・ゴメスが頭でゴールに押し込み、3-2 と逆転に成功。アルセナルは80分に退場者を一人出したが、反撃を振り切って価値ある勝利をおさめた。 次節は12月5日。勝っただけでなく、アウェイゴール3点を得ているアルセナルが優位であることは間違いない。クラブ設立の1957年からこれまで何のタイトルも獲得していないアルセナルにとって、悲願の初タイトル獲得という大きなチャンスが巡ってきた。 写真; 後半に2ゴールを決め、興奮して飛び跳ねるFWアレハンドロ・ゴメス ( アルセナル / 右 ) 。
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