ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Primera Liga Argentina 2007/2008 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

リーベルにカベナーギ&アイマールの獲得計画浮上。
リーベル、来年に向けた大型補強を計画。

 今季を無冠で終えたアルゼンチンの名門リーベル・プレートが、来年に向けて大型補強を考えていることが地元で報じられた。

 1990年代こそ強さを誇示していたが、リーベルは21世紀に入って以降全盛期の勢いをすっかり失っている。宿敵ボカには国内外の大会で差をつけられており、毎年オフシーズンの補強が順調に進むボカとは違ってリーベルは中途半端なままに終わっている。とりわけ、マスチェラーノとルチョ ( ルイス・ゴンサーレス ) を放出した2005年以降は冴えない日々を過ごしており、リーベルプラテンセのフラストレーションは募るばかりだ。

 そこでマスコミが書き立てた噂が、かつて同クラブで活躍した大物の"引き戻し作戦"。宿敵ボカがリケルメを呼び戻したように、リーベルも同様のことを考えているという。気になるのはリーベルの心中。首脳陣の構想にあるのは、FWフェルナンド・カベナーギとMFパブロ・アイマールの2人だそうだ。

 カベナーギは現在フランスのボルドーに在籍しており、同クラブとの契約があと1年残っている。スペインのサラゴサでプレイしているアイマールはリーベル復帰の件を問われて「決まっている事は何もないけど、リーベルからそういった打診はあったよ」と、噂を一部認めるコメントを残した。

 一方でリーベルの首脳陣は、エストゥディアンテスで監督を務めるディエゴ・シメオネ氏の招聘も模索しているらしく、ある関係者は「エストゥディアンテスがシメオネを放出してくれるかどうかは不明だが、良い方向に転がることを期待している」と述べている。

 無冠の屈辱から脱するべく、そしてかつての強さを取り戻すべく、リーベルは大型補強を成功させることができるのか。

2007年12月5日
ブログサイトマップ