Copa NISSAN Sudamericana 2007 〜 コッパ・スダメリカーナ 2007 〜 粘り腰のスコアレスドロー。リーベルが準決勝進出を決める。
準々決勝 2nd.Leg
リーベル・プレート 0-0 デフェンソール・スポルティン コッパ・スダメリカーナは、10月31日に準々決勝 の 2nd.Leg の残り1試合が行われた。アルゼンチンは首都ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×デフェンソール・スポルティン は、互いにゴールなく引き分けた。2試合合計は 2-2 。アウェイゴールの差でリーベルが準決勝に進出した。 試合は、アウェイゴールの欲しいデフェンソールが序盤から果敢にゴールを狙っていく。ペナルティエリアの左側を崩すシーンが多く、14分にはFWセバスティアン・フェルナンデス、20分にはMFジエーゴ・ジ・ソウザがそれぞれシュートを放った。当初押されていたリーベルも26分にFWオルテガのシュートで反撃を開始。前半は決定機が多く生まれたが、無得点のままハーフタイムを迎えた。 後半、攻め疲れから決定機の減ったデフェンソールに対して、試合をリードしたのはリーベル。48分と53分にはMFベルッキが遠めからシュートを放ち、さらにはFWマウロ・ロサーレスもゴールを狙った。しかし、リーベルはゴールを決めて優位に立とうとしたが、GKマルティン・シルバの好守もあってノーゴールに終わった。一方デフェンソールは59分にMFジエーゴ・ジ・ソウザのパスをFWカルロス・マリア・モラーレスが右足でシュート。決定的な場面ではあったがGKカリーソにゴールを阻まれ、チャンスを逃してしまった。 先の 1st.Leg で2つのアウェイゴールを取っていたリーベルは、確実に勝ち上がるために勝利を狙って攻め立てた。相手に攻め込まれた立ち上がりの時間もGKカリーソのファインセーブで切り抜け、徐々にボールの支配率を上げていく、冷静な試合運びであった。試合後、オルテガは「3トップも機能していたと思うし、ボールの回し方も相手より良かった」と述べ、準決勝への意気込みも見せた。11月8日、準決勝の相手は同国のアルセナル。負けられない戦いは続く。 一方デフェンソール・スポルティンは、アウェイゴールの差で敗退したものの攻撃の形は確実につくれていた。ブラジル人の司令塔MFジエーゴ・ジ・ソウザを起点とする攻撃はリーベルの最終ラインを何度も脅かしていた。この2戦でリーベルと互角に渡り合ったことからも、国内外で着実に力をつけている彼らの今後には期待がもてる。 写真; 選手にゲキを飛ばすダニエル・パサレラ監督 ( リーベル・プレート ) 。
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