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Eliminatorias 2010 〜FIFAワールドカップ2010南米予選〜

開幕2連勝のアルヘン、暫定首位に。 ベネズエラは連勝ならず…。
第2節 ベネズエラ 0-2 アルゼンチン

 2010年に南アフリカ共和国で開催される予定のワールドカップ南米予選は、10月16〜17日に各国で第2節が行われた。ベネズエラはマラカイーボのエスターディオ・ホセ・パチェンチョ・ロメーロで行われた ベネズエラ×アルゼンチン は、FWリオネル・メッシの予選初ゴールなどでアルゼンチンが順当勝ち。暫定ながら南米予選の首位に浮上した。

 試合は、アルゼンチンが16分に均衡を破った。ミドルレンジでの間接フリーキックをMFリケルメが蹴ると、これにDFガブリエル・ミリートが頭で合わせてゴールネットを揺らせた。しかしベネズエラは早い時間帯の失点に動揺しながらも、これ以上の失点は許すまじと守備を固めたことで、相手のシュートを押さえこんだ。前半の見せ場は限られていたが、少ないチャンスをものにしたのはFWリオネル・メッシだった。43分、FWテベスがMFサネッティのスルーパスに反応して右サイドに流れると、中盤の位置から上がってきたFWメッシにパス。メッシはシュートフェイントでマークを振り切ると、ペナルティエリアのわずか外の位置から左足を振り抜いた。メッシの鋭いシュートがゴールの左隅に突き刺さり、アルゼンチンは追加点を奪取して前半を折り返した。
 後半、ベネズエラは右サイドを起点とする攻撃で何度かシュートまで持ち込むが、枠外に逸れたりGKアボンダンシエーリにセーブされたりで最後までゴールを奪えず。2-0 でアルゼンチンが勝利した。

 アルゼンチンを相手にFWジャンカルロス・マルドナードの1トップで臨んだベネズエラには明らかに無理があった。前半のシュート数わずか1。連携もおぼつかず、可能性のない攻撃を繰り返していた。FWロベルト・ロサーレスを投入して2トップに変更した後半に何度かシュートまでこぎつけていた点を考えると、試合運びが間違っていたとしか言いようがない。

 一方アルゼンチンは難なく連勝。サネッティを中盤で起用するなど前節から多少の変更はあったが、チームとしての仕上がりには何の問題もない。崩しきるシーンこそ限られたが、流れの中から神童メッシが得意の左足で素晴らしいゴールを決める場面もあり、サポーターを楽しませた。バシーレ監督は「まだチームはよくなる」と断言しており、来月に行われる次節にもしっかりと準備をして臨むことを公言した。

 写真; 16分、MFリケルメのクロスに頭で合わせて先制ゴールを決めたDFガブリエル・ミリート ( アルゼンチン ) 。


FIFAワールドカップ2010南米予選 第2節 (16/10/2007)
ベネズエラ 0-2 アルゼンチン
レニー・ベーガ GK ロベルト・アボンダンシエーリ
ルイス・バレンシア
( ロベルト・ロサーレス )
ホセ・マヌエル・レイ
アレハンドロ・シチェーロ
アンドレス・ロウガ
DF ウーゴ・イバーラ
( フェルナンド・ガーゴ )
マルティン・デミチェリス
ガブリエル・ミリート
ニコラス・ブルディッソ
( ダニエル・ディアス )
ルイス・マヌエル・セイハス
( アレハンドロ・ゲーラ )
ミゲル・メア・ビターリ
リカルド・ダビ・パエス
ホルヘ・ロハス
( ダニエル・アリスメンディ )
ファン・アランゴ
MF ハビエル・マスチェラーノ
エステバン・カンビアッソ
ハビエル・サネッティ
ファン・ロマン・リケルメ
ジャンカルロス・マルドナード FW リオネル・メッシ
カルロス・テベス
( ヘルマン・デニス )
ゴール 16 ガブリエル・ミリート
43 リオネル・メッシ
アレハンドロ・シチェーロ
ジャンカルロス・マルドナード
ロベルト・ロサーレス
イエロー
カード
ウーゴ・イバーラ
リカルド・パエス 監督 アルフィオ・バシーレ
主審; カルロス・エウジェーニオ・シモン ( ブラジル )
スタジアム; エスターディオ・ホセ・パチェンチョ・ロメーロ ( マラカイーボ )
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