Eliminatorias 2010 〜FIFAワールドカップ2010南米予選〜 ゴラッソー連発! 聖地センテナーリオはウルグアイの独壇場。
第1節 ウルグアイ 5-0 ボリビア
2010年に南アフリカ共和国で開催される予定のワールドカップ南米予選は、2007年10月13日に開幕。10月13〜14日に各国で第1節が行われた。ウルグアイは首都モンテビデオのエスターディオ・センテナーリオで行われた ウルグアイ×ボリビア は、ウルグアイがゴールを量産。大勝で首位に立った。 試合は、ウルグアイのワンサイドゲームになった。まず5分にFWルイス・スアーレスが前線で受けたボールを内に流して左足を振り抜き先制すると、ウルグアイはその後も立て続けにシュートを連発。攻撃偏重で相手を脅かしていく。するとベネズエラは39分にもFWディエゴ・フォルランが後方からのクロスを右足のボレーシュートでゴールに沈めて 2-0 。 エンドが変わった後半もウルグアイのペースは変わらない。後半開始から間もない48分にFWルイス・スアーレスのクロスをFWアブレウがボレーシュート。一度はGKガラルサに跳ね返されたが、FWアブレウはリバウンドを再度ボレーでゴールを決めて、点差を広げた。ウルグアイはその後も攻撃を緩めず、68分にはサイドから崩してFWビセンテ・サンチェス、83分にはFWカルロス・ブエーノと途中出場の選手も次々にゴールを積み重ねた。ウルグアイにとっては最高の開幕戦となった。 前回の予選ではオーストラリアとのプレイオフの末W杯出場権を逃し、悔しい思いをしたウルグアイ。FWアルバーロ・レコバの代表引退もあり先を不安視する向きもあったが、この試合はほぼウルグアイの独壇場と表現していいほど相手を圧倒していた。新生3トップを核にした 4-3-3 の調和も非のつけどころなし。だが南米予選は厳しい戦いが続く。次節、敵地でのパラグアイ戦でこのイレブンの真価が問われる。 一方、前回の予選では単独最下位に終わったボリビア。招集された選手個々の能力は、他国にもひけはとらないはずだが、チームとしてはまだ未完成のようだ。一人欠いた後半は為す術もなく、いきなりつまづいているようでは予選を乗り切るのは至難の業だ。 写真; 開始早々の5分に左足で先制点を決めたFWルイス・スアーレス ( ウルグアイ )。
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