Campeonato Brasileiro 2007 〜ブラジル全国選手権 2007〜 2年連続のリベルタドーレス出場へ。フラメンゴ、単独6位に浮上。
第32節 フラメンゴ 2-0 グレーミオ
ブラジル全国選手権は10月20〜21日に第32節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた フラメンゴ×グレーミオ は、フラメンゴが勝利。順位も6位まで上げてリベルタドーレス出場圏内の4位を射程距離にとらえた。 試合は、15分にMFジエーゴ・ソウザがシュートを放つがボールはGKブルーノの正面に転がりゴールならず。すると24分、味方のフィードに反応したMFクリスチャンが裏へ抜け出すと中央にクロス。FWソウザは相手選手を背にボールをトラップすると、体をひねりながらのボレーシュートでゴールネットを揺らせ、フラメンゴが先制した。 後半はグレーミオも何度か決定機を演出するが、最後までゴールを割れず。一方フラメンゴは60分に追加点を奪う。細かいパスで相手の右サイドを崩すと、FWビアンクッチの折り返しにMFイブソンが右足で合わせてゴールに沈めた。2点差としたフラメンゴが勝利をおさめた。 フラメンゴは、この勝利で混戦の中位グループから一歩脱出。勝ち点を49として6位に浮上しただけでなく、4位浮上の可能性も出てきた。この日のフラメンゴのパフォーマンスは今季最高の出来と評してもいいほどで、選手もボールもよく動いていた。この調子が続けば、自力でのリベルタドーレス出場権獲得も充分ありうる。 一方主導権を握れず完敗を喫したグレーミオは、上位浮上のチャンスを逃して5位に停滞中。メネーゼス監督は悪い流れを変えるべく3枚の交代枠を工面したが、最後まで相手のペースに呑まれっぱなしであった。2年連続のリベルタドーレス出場権獲得を切望しているグレミスタ( グレーミオのサポーター ) の期待に応えられるか。残り6試合はグレーミオにとって正念場となる。 写真; 24分に先制ゴールを決めたFWソウザ ( フラメンゴ ) 。
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