Campeonato Brasileiro 2007 〜ブラジル全国選手権 2007〜 逆転勝ちのグレーミオ、リベルタドーレス出場圏内に浮上。
第31節 グレーミオ 2-1 ゴイアス
ブラジル全国選手権は10月12〜14日に第31節が行われた。ポルト・アレグレのエスタジオ・オリンピコで行われた グレーミオ×ゴイアス は、グレーミオが接戦をものにしてリベルタドーレス出場圏内の4位に浮上した。 試合は、8分にゴイアスが先制。MFパウロ・バイエルの右コーナーキックにDFレオナルドが頭で合わせてゴールに沈めた。グレーミオは立ち上がりから何度も決定機をつくる。とくにMFチェコが右サイドに開いてボールを受けたときには、チャンスが複数回生まれた。しかし、GKアルレイを始め守備陣がゴール前を固めてシュートを弾き返すなど、ゴイアスは厚いディフェンスでグレーミオのゴールを許さなかった。しかし、ゴイアス守備陣の集中力も長くは続かなかった。25分、MFチェコの右コーナーキックにDFペレイラがマークを外してヘディングシュート。攻め続けたグレーミオはここでやっとゴールをこじ開けた。 1-1 で迎えた後半、グレーミオはセットプレイでなく流れの中からゴールを奪う。51分、左サイドを上がったDFアンデルソンがクロスを上げると、FWトゥッタが体ごと強引にゴールになだれ込み、ボールを押し込んだ。誰のどこにボールが当たったのかが不明瞭ではあったが、公式記録はFWトゥッタの得点とされてグレーミオが逆転に成功。これが決勝点となり、グレーミオが勝ち点3を獲得した。 MFルーカスやFWカルロス・エドゥアルドの欧州移籍など冬場 ( 北半球では夏場に該当 ) に選手の放出が多少はあったものの、チームのまとまりや一体感は昨年と変わらず。グレーミオは今季も好成績を残している。ゴイアスを相手に多少手を灼いた感もあったが、状態は悪くない。この勝利でパウメイラスを抜いて4位に浮上。来季のリベルタドーレス出場が見えてきた。 写真; 25分に同点ゴールを決めたDFペレイラと抱き合って喜ぶグレーミオの選手たち。
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