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Copa América 〜 コッパ・アメリカ 2007 〜

レコバ&フォルランの2トップは圧巻。ウルグアイが準決勝進出!
準々決勝 ベネズエラ 1-4 ウルグアイ

 コッパ・アメリカはベネズエラのサン・クリストーバルで準々決勝の試合が行われた。エスターディオ・プエブロ・ヌエーボで行われた ベネズエラ×ウルグアイ は、FWディエゴ・フォルランの2ゴールなどでウルグアイが快勝し、準決勝進出を決めた。

 グループリーグ第3節と同じ顔合わせとなったこの試合は、序盤ベネズエラが積極的に仕掛けていったが、ウルグアイは2トップを中心に何本もシュートを放ち、リズムをつくった。一進一退の攻防が続いた試合は39分、セットプレイの素早いリスタートで前線に送られたフィードをFWフォルランがゴールに沈めてウルグアイが先制。しかしベネズエラはその2分後にFWファン・アランゴがフリーキックを直接決めて同点に追いついた。

 後半、立ち上がりを支配したのはベネズエラだったが、ゴールに恵まれず。逆にウルグアイは65分にMFパブロ・ガルシアが左足で巧みに巻いたシュートをニアに決めて逆転すると、87分にはMFクリスティアン・ロドリゲスがペナルティエリアの右側からシュートを決めて3点目。トドメは90分、味方のシュートのこぼれ球をFWフォルランが無人のゴールに沈めて、勝負を決定づけた。

 開催国ベネズエラは、開会前はグループリーグ突破も難しいのではないかという声もちらほら聞かれていた。ウルグアイに歯が立たず惨敗を喫したが、ベスト8は下馬評を覆す大健闘だ。観客動員も成功し、同国にフットボールが浸透していることが改めて証明された。南米ではフットボール後進国ではあるが、ベネズエラ代表は少しずつ着実に成長している。

 一方ウルグアイは、グループリーグではベンチを温めていたFWアルバーロ・レコバがスタメン出場。FWフォルランとの2トップを組んでスピード溢れる攻撃を成り立たせた。タバーレス監督が試したこの布陣はしっかりと機能。ぶ厚い攻撃で相手を圧倒できたことで、準決勝に向けてもいい流れをつくれたと言えるだろう。次はブラジル戦。相手は強いかもしれないが、波乱を起こすだけの力がウルグアイにはある。

 写真; 39分に先制ゴールを決めたFWディエゴ・フォルラン ( ウルグアイ ) 。


コッパ・アメリカ 2007 準々決勝 (07/06/2007)
ベネズエラ 1-4 ウルグアイ
ビセンテ・ベーガ GK ファビアン・カリーニ
ホルヘ・ロハス
エクトール・ゴンサーレス
アレハンドロ・シチェーロ
ホセ・マヌエル・レイ
DF ダリオ・ロドリゲス
( ディエゴ・ゴディン )
ディエゴ・ルガーノ
ディエゴ・スコッティ
ホルヘ・フシーレ
ファン・アランゴ
ミゲル・アンヘル・メア・ビターリ
( アレハンドロ・ゲーラ )
リカルド・パエス
ルイス・ベーラ
MF パブロ・ガルシア
マキシミリアーノ・ペレイラ
ディエゴ・ペレス
クリスティアン・ロドリゲス
フェルナンド・デ・オルネジャス
( ダニエル・アリスメンディ )
ジャンカルロス・マルドナード
( セサル・ゴンサーレス )
FW ディエゴ・フォルラン
アルバーロ・レコバ
( イグナシオ・ゴンサーレス )
ファン・アランゴ 41 ゴール 39 ディエゴ・フォルラン
65 パブロ・ガルシア
87 クリスティアン・ロドリゲス
90 ディエゴ・フォルラン
イエロー
カード
パブロ・ガルシア
ディエゴ・フォルラン
イグナシオ・ゴンサーレス
リカルド・パエス 監督 オスカル・タバーレス
主審; カルロス・チャンディア ( チリ )
スタジアム; エスターディオ・プエブロ・ヌエーボ ( サン・クリストーバル )
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