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Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜

両者の命運を分けた先制弾。ジエーゴ・ソウザの一撃でグレーミオ決勝進出。
準決勝 2nd.Leg サントス 3-1 グレーミオ

 コッパ・リベルタドーレスは、6月6〜7日に準決勝の 2nd.Leg が各地で行われた。ブラジルはサントスのビラ・ベウミーロで行われた サントス×グレーミオ は、FWヘナチーニョの2ゴールなどでサントスが勝利。2試合合計は 3-3 のイーブンとなったが、アウェイゴール・ルールによりこの日敗れたグレーミオが決勝への切符を手にした。

 試合は、立ち上がりからFWヘナチーニョが積極果敢にシュートを連発。大逆転勝利を目指すサントスが序盤からその姿勢を見せた。しかし先制したのはグレーミオ。23分、ルーズボールをFWカルロス・エドゥアルドが左サイドのライン際で拾う。同選手のクロスを警戒したサントスの最終ラインは揃って後方に下がったが、その結果MFジエーゴ・ソウザがフリーになった。カルロス・エドゥアルドはそれを見逃さず、ジエーゴ・ソウザの足元にパス。MFジエーゴ・ソウザのシュートはDFドミンゴスのスパイクをかすったことで微妙にコースが変わり、ゴールネットに突き刺さった。この先制点が、グレーミオにとって貴重かつ大きな意味を持つアウェイゴールとなった。
 先制を許した結果決勝進出のためにあと4点が必要となったサントスは、ここから怒濤の攻めを展開する。前半ロスタイム、右サイドからのクロスがこぼれたところにFWヘナチーニョが詰めて、サントスは同点に追いついてハーフタイムを迎えた。

 後半も前のめりに攻めたサントスは、60分にMFホドリーゴ・ソウトのパスをFWマルコス・アウレーリオがファーサイドにあげると、FWヘナチーニョがGKサーハと接触しながらも強引にこの日2点目のゴールを決めて逆転に成功。そして76分にはDFクレーベルのクロスのこぼれ球を、ペナルティエリアの混戦の中MFゼ・ホベルトがゴールに沈めて 3-1 。残り14分であと1点を奪えれば勝ち上がる権利を得られるサントスは、なおも積極的に攻め続けた。だが、肝心の1点を奪うには至らず。サントスは2試合合計で追いつきながらも涙を呑み、同時にグレーミオの決勝進出も確定した。

 予備戦から数えること12戦無敗。圧倒的な強さを見せていたサントスはこの日も勝利した。だが、唯一敗れた前節の完敗が、優勝候補筆頭と目されたクラブを敗退へと追いやったのであった。同時進行中のブラジレイロンでは主力温存に徹し、万全の態勢で臨んだこの日。ルシェンブルゴの公算通りに事は運んだ。3-1 で勝利をおさめた。そんな彼らが敗退しなければならなかったのは、前半献上した痛恨の1失点、「アウェイゴール」だった。勝って肩を落とす選手の姿を頻繁に目にするのが国際舞台ではあるが、内容で相手を圧倒して勝ったにも関わらず肩を落としてピッチを去ったサントスの選手およびサポーターの無念さは、想像を絶するほど深いはずである。

 対して2点差で敗れてもグレーミオは決勝に駒を進めた。チームを敗退から救う値千金の一発を決めたMFジエーゴ・ソウザの写真を、ある地元紙は一面で掲載。これだけでもサントスを蹴落とした意義がどれほど大きいものであったかがわかるであろう。CONMEBOL ( 南米サッカー連盟 ) にリベルタドーレスへの出場を咎められているFWアモローゾ ( 元ヴェルディ川崎 ) に加え、負傷したFWトゥッタも欠いて臨んだグレーミオ。メネーゼス監督は試合後「決勝に進む幸運に恵まれたことを神に感謝している。サントスは強かった」と述べ、敵に最大限の敬意を払いつつも2トップの編成に相当頭を悩ませたことも打ち明けた。
 とにもかくにも、1995年以来の優勝が現実味を帯びてきたのは事実。MFルーカスの体調が今以上に戻れば、同監督が思い描いた理想のイレブンで決勝戦を迎えることもできそうだ。

 写真右上; 23分に両者の命運を分ける貴重なアウェイゴールを決めたMFジエーゴ・ソウザ ( グレーミオ / 中央 ) 。
 写真左; 観戦に訪れたペレに敬意を払う横断幕を背に、チームが得点を決めた瞬間天に向かってガッツポーズしたGKセバスティアン・サーハ ( グレーミオ ) 。
 写真右下; ピッチ上でMFサンドロ・ゴイアーノ ( グレーミオ ) とFWヘナチーニョ ( サントス ) が衝突。あわや乱闘の騒ぎに。


コッパ・リベルタドーレス 2007 準決勝 2nd.Leg (06/06/2007)
サントス 3-1 グレーミオ
ファービオ・コスタ GK セバスティアン・サーハ
アレッサンドロ
( ホドリーゴ・タバタ )
アダイウトン
ドミンゴス
クレーベル
DF パトリッシオ
ウィリアン
テコ
ルッシオ
ホドリーゴ・ソウト
ペドリーニョ
クレーベル・サンターナ
( モラエス )
ゼ・ホベルト
MF サンドロ・ゴイアーノ
ディエゴ・ガビラン
ジエーゴ・ソウザ
チェコ
( エジミウソン )
マルコス・アウレーリオ
ヘナチーニョ
( ジョナス )
FW カルロス・エドゥアルド
( ハモン )
ドウグラス
( ルーカス )
ヘナチーニョ 45
ヘナチーニョ 60
ゼ・ホベルト 76
ゴール 23 ジエーゴ・ソウザ
マルコス・アウレーリオ
クレーベル・サンターナ
イエロー
カード
サンドロ・ゴイアーノ
セバスティアン・サーハ
バンデルレイ・ルシェンブルゴ 監督 マーノ・メネーゼス
主審; カルロス・トーレス ( パラグアイ )
スタジアム; ビラ・ベウミーロ ( サントス )
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