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Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 エストゥディアンテス痛恨の敗北。シメオネを黙らせたのは、かつての同僚ピオホ。
後期 第17節 ラシン・クルブ 2-0 エストゥディアンテス
アルゼンチン1部リーグは、6月1〜3日に後期リーグの第17節が行われた。ラ・プラータのエスターディオ・プテ・ペロンで行われた ラシン・クルブ×エストゥディアンテス は、ピオホことFWクラウディオ・ロペス ( 元アルゼンチン代表 ) のゴールなどでラシンが快勝した。 試合は、開始5分にDFフランコ・ソーサのシュートで攻撃の口火を切ったラシンが序盤から優位に試合を進めると、18分に速攻からペナルティエリアの手前でパスを受けたFWファクンド・サーバが右足を振り抜き、ゴール左隅にシュートを突き刺した。先制したラシンはその後も絶えずチャンスメイク。積極的な攻撃でマイペースに持ち込んだ。エストゥディアンテスはMFホセ・ソーサのミドルシュート以外に見せ場はなかった。 1-0 で迎えた迎えた後半も流れは変わらず、ラシンの攻勢は止まらない。78分にはFWファクンド・サーバが自身2点目のゴールを果敢に狙い、その1分後にはMFマキシミリアーノ・モラーレスもゴール前に飛びだしてシュートを打ってスタンドを湧かせた。そして迎えた後半ロスタイム、高い位置でボールを奪ったFWファクンド・サーバが誰もいない左サイドにボールを蹴ると、そこに途中出場のFWクラウディオ・ロペスが後方からトップスピードで登場。一気にペナルティエリアまで達すると、フェイントで相手をかわし、右足にボールを持ち替えてシュートを放った。クラウディオ・ロペスがボールをトラップしてからシュートを打つまでの時間はわずか3秒。高速プレイを経て右足から放たれたボールはゴール右隅に吸い込まれ、ラシンが勝利を決定づける2点目をゲットした。ラシンのイレブンがピオホにのしかかって喜び合っている最中、ピッチサイドでは唇を噛みしめるシメオネ監督の姿があった。 ラシン・クルブは、前期で勝ち点26を稼いではいたが、後期は低迷。2部降格の憂き目に怯えながらこのシーズンを過ごしていた。だが、その不安もこの日の勝利でほぼ払拭された。1部残留に大きく近づく勝ち点3を、上位エストゥディアンテスから奪った価値は大きい。 片やエストゥディアンテスにとっては、リーグ優勝を遠ざける手痛い敗戦。前日首位のサン・ロレンソが引き分けており、勝ち点差を縮める大きなチャンスだったはずが、あろうことかシュートらしいシュートも1本しかなく完敗。前後期連覇の夢にも黄色信号が灯った。彼らを率いるシメオネ監督の野望を打ち砕いたのは、奇しくもラツィオ ( イタリア・セリエA ) やアルゼンチン代表時代の"同僚"でもあったFWクラウディオ・ロペス。相手に2点目を献上したとき、唇を噛みしめたシメオネは何を思ったのだろう。 写真; 後半ロスタイムに勝利を呼び込む2点目を決めたFWクラウディオ・ロペスに群がるラシンのイレブン。
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