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Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

首位サン・ロレンソ、17本のシュートも実らずまたもエンパテ。
後期 第14節 サン・ロレンソ 0-0 リーベル・プレート

 アルゼンチン1部リーグは、5月11〜13日に後期リーグの第14節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・ペドロ・ビデガインで行われた サン・ロレンソ×リーベル・プレート は、互いにチャンスを生かせずスコアレスドロー。サン・ロレンソは前節に続き2戦連続の引き分けとなった。

 試合は開始早々の5分にMFディエゴ・ガルバンが一発レッドで退場。リーベルは1人少ない状況になる。試合の主導権を握ったサン・ロレンソは、ピッチを広く使ってボールをまわして攻撃のリズムをつくっていく。12分には中央からFWラベッシがドリブルで持ち込みシュート。積極的な姿勢をみせた。リーベルは攻め込まれてばかりだったが、61分にはミドルレンジからFWアリエル・オルテガが鋭いフリーキックで相手ゴールを脅かす場面もあった。
 どうしても勝ち点3が欲しいサン・ロレンソは後半、FWロベルト・ヒメーネスを投入して攻めに出た。リーベルは少ない人数で必死に守り、カウンター主体の戦法をとったが、サン・ロレンソ主導のリズムに変化はなく、相手ゴールの前で良い形を作り続けたのはサン・ロレンソだった。終了間際には波状攻撃もみせたが、結局最後までゴールを奪うことはできなかった。

 サン・ロレンソは序盤からスムーズにパスが通り、多くの決定機を演出。とくに右サイドを起点とした攻撃には何度かゴールを予感させるものがあった。内容ではリーベルを圧倒、勝って然るべき試合であった。同節2位ボカが引き分けたことも考えると、勝ち点3を獲得しそこねたと表現すべきか。

 一方リーベルは、序盤に退場者を出してしまったのが運のツキ。守勢に回らざるをえない展開を強いられ、自分たちのサッカーは全くできていなかった。見せ場はほとんどがコーナーキックなどのセットプレイで、流れの中からシュートまで持ち込むシーンは無に等しかった。また、相手の激しいチャージに対する判定を巡ってピッチサイドから主審に文句を浴びせたパサレラ監督が83分に退席処分となるハプニングまで起こった。リーベルはなかなか浮上のきっかけをつかめずにいる。

 写真; 失点の危機に身を挺して乗り切り、苦笑いを浮かべるFWロベルト・ヒメーネス ( 左 ) とDFセバスティアン・メンデス ( サン・ロレンソ ) 。


アルゼンチン1部リーグ 2006-2007 後期 第14節 (13/04/2007)
サン・ロレンソ 0-0 リーベル・プレート
アグスティン・オリオン GK ファン・パブロ・カッリーソ
ニコラス・ビアンチ・アルセ
セバスティアン・メンデス
クリスティアン・トゥーラ
ヘルマン・ボボーリル
( アドリアン・ゴンサーレス )
DF パウロ・フェラーリ
クリスティアン・ナスーティ
( マテオ・ムサッチオ )
フェデリコ・ルッセンホフ
ネルソン・リバス
ディエゴ・リベーロ
クリスティアン・レデスマ
サンティアーゴ・イルシー
( ロベルト・ヒメーネス )
オスマール・フェレイラ
MF アウグスト・フェルナンデス
ディエゴ・ガルバン
オスカル・アウマーダ
( レオナルド・ポンシオ )
ビクトール・サパータ
ガストン・フェルナンデス
エセキエル・ラベッシ
FW アリエル・オルテガ
ラダーメル・ファルカオ・ガルシア
( マルコ・ルーベン )
ゴール
ディエゴ・リベーロ
セバスティアン・メンデス
イエロー
カード
パウロ・フェラーリ
クリスティアン・ナスーティ
ネルソン・リバス
アウグスト・フェルナンデス
レッド
カード
ディエゴ・ガルバン
ダニエル・パサレラ
ラモン・ディアス 監督 ダニエル・パサレラ
主審; サウール・ラベルニ
スタジアム; エスターディオ・ペドロ・ビデガイン ( ブエノスアイレス )
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