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Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜

創立20年未満のクラブに刻まれた歴史。パラナー、グループリーグ突破。
グループ5 第6節 パラナー 2-1 ウニオン・マラカイーボ

 コッパ・リベルタドーレスは、4月18〜19日に各地でグループリーグの試合が行われた。ブラジルはクリチーバのエスタジオ・ドゥリバウ・ジ・ブリットで行われたグループ5の パラナー×ウニオン・マラカイーボ は、MFベトのゴールなどで勝利したパラナーが、グループ2位の座を確保して決勝トーナメント進出を決めた。

 試合は、序盤からボールを支配したパラナーが7分に先制。MFジネウソンのパスを受けたDFエジージオが左サイドを駆け上がると、相手を振り切ってシュート。これがファーサイドに転がり、パラナーが早々に1点をリードした。
 先制点で勢いに乗ったパラナーは14分、味方のフリーキックにMFベトがニアに飛びこみ、頭でゴールに押し込み 2-0 とリードを奪った。劣勢を強いられたウニオン・マラカイーボは70分に右コーナーキックのこぼれ球をDFフリオ・マチャードが沈めて1点を返すが、相手に追いつくことは叶わず。結局序盤のリードを守りきったパラナーが勝ち点3を獲得して、グループ2位通過を決めた。

 パラナーは、予備戦を1勝1分で勝ち上がるとグループリーグ開幕後も2連勝で一躍ダークホースに名乗りを上げた。しかしフラメンゴとの直接対決で連敗を喫して失速。一時はグループリーグ敗退も危惧されたが、終盤の踏ん張りでグループ2位を確保した。このクラブの創立は1989年。和暦で表現するなら"平成元年"創立のなんとも歴史浅きクラブではあるが、創立18年目にしてリベルタドーレスのグループリーグ突破という快挙をやってのけた事実は軽視できない。この勝利が、彼らのクラブ史に大きな実績として残ることは確実だ。

 写真右上; 7分に積極的なオーバーラップから先制点を叩きだしたMFエジージオ ( パラナー ) 。


コッパ・リベルタドーレス 2007 グループ6 第6節 (18/04/2007)
パラナー 2-1 ウニオン・マラカイーボ
フラービオ GK マヌエル・サノウセ
アレックス
ダニエウ・マルケス
ネゲッチ
エジージオ
DF レニエル・ロドリゲス
ルーカス・ボバグリオ
( ルイス・バレニージャ )
ディクソン・ディアス
ラファエル・メア・ビターリ
フリオ・マチャード
ベト
シャベス
ジェルソン
ジネウソン
( ゴイアーノ )
MF ペドロ・フェルナンデス
ギジェルモ・ベラーサ
ガブリエル・ウルダネータ
ジョジエウ
( リーマ )
ビニシウス・パシェーコ
( ジョエウソン )
FW エミーリオ・レンテリーア
( クリスティアン・カセレス )
ダニエル・アリスメンディ
( オスカル・バジェステーロス )
エジージオ 07
ベト 14
ゴール 70 フリオ・マチャード
イエロー
カード
ラファエル・メア・ビターリ
クリスティアン・カセレス
ゼッチ 監督 ホルヘ・ペリーセル
主審; ファン・パブロ・ポンペイ ( アルゼンチン )
スタジアム; エスタジオ・ドゥリバウ・ジ・ブリット ( クリチーバ )
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