鹿島アントラーズでの２年間のレンタル移籍を終えてアトレチコ・パラナエンセに復帰したFWアレックス・ミネイロは、復帰先でも大黒柱としてその地位を確立。チームやサポーターは、彼に大きな期待を寄せている。

　3月28日にクリチーバで行われたパラナー州選手権で、アトレチコ・パラナエンセは格下パラナーバに 0-1 で敗戦。チームを率いるオズワウド・アウバーレス ( 通称：バドン / 元東京ヴェルディ1969監督 ) は、その試合後に以下のようなコメントを残した。

　「勝ち点を計算できるはずの試合で敗れたことが残念でならない。今日の敗因は言うまでもなく、FWアレックス・ミネイロの不在だ。彼がいるかいないかでチームの戦い方は大きく変わってしまう。アレックス・ミネイロがいてくれれば我々は今日も勝てていたはずだ。アレックス・ミネイロの一刻も早い復帰を望んでいる」。

　アレックス・ミネイロは夏風邪で体調を崩したため試合に休み、復帰の時期は明らかになっていないとのことだが、負傷したわけではなく、早期の復帰は期待できる。オズワウド・アウバーレス監督は、昨年レンタルでチームに所属していたFWマルコス・アウレーリオ ( 現サントス ) 以上の活躍を、アレックス・ミネイロに期待しているという。同選手の得点嗅覚を知る者なら、誰もが期待して当然である。