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Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜

アレクシス・サンチェスのハットトリックでコロ・コロ今季初勝利。
グループ6 第3節 カラーカスFC 0-4 コロ・コロ

 コッパ・リベルタドーレスは、3月20〜22日に各地でグループリーグの試合が行われた。ベネズエラはカラーカスのエスターディオ・ブリヒード・イリアルテで行われたグループ6の カラーカスFC×コロ・コロ は、FWアレクシス・サンチェスのハットトリックなどでコロ・コロが快勝。4節目で今季初勝利をあげた。

 試合は、攻撃的な展開が続いたが、とりわけ動きが冴えていたのはFWアレクシス・サンチェス ( コロ・コロ ) 。21分にカウンターを仕掛けると、ドリブルで前進したFWアレクシス・サンチェスがペナルティエリアのわずか外からシュートをゴール左隅に決めて先制。そして27分には味方のクロスのセカンドボールをFWエディソン・ヒメーネスが押し込み、コロ・コロが 2-0 とリードして前半を折り返した。
 後半もコロ・コロの優位は変わらず、59分にFWサンチェスが1点目と同じような形でゴールを決め 3-0 。カラーカス怒濤の猛攻を全員守備でしのぎきると、88分にはFWサンチェスが味方のパスを沈めてハットトリックを達成。コロ・コロが勝利をおさめた。

 カラーカスFCは、ここまで2連勝と好スタートを切り、リーガ・デ・キト、リーベルといった強豪をおさえて堂々のグループ首位。最下位コロ・コロを叩いて勝ち点を9としてグループリーグ突破に前進したいところだった。だがシュート数で16対11と相手を圧倒しながら無得点に終わってしまったカラーカス。シュートが枠をとらえられなかったりと詰めの甘さが目立った。次節、チリで再びコロ・コロに敗れるとグループ首位の座も危うくなる。

 一方コロ・コロは、カラーカスとは対照的に2連敗と苦しい状況にあり、ここで負ければグループリーグ敗退にリーチがかかるところだった。チリ代表に招集されたFWウンベルト・スアーソの不在で厳しい戦いを強いられるかと思われたが、フタを開ければ 4-0 。チームを救ったFWサンチェスの功績は大きい。次節再びカラーカスに勝てば、上位争いの可能性も膨らむ。

 写真; ハットトリックを達成したFWアレクシス・サンチェス ( コロ・コロ / 左 ) 。


コッパ・リベルタドーレス 2007 グループ6 第3節 (20/03/2007)
カラーカスFC 0-4 コロ・コロ
ハビエル・トージョ GK セバスティアン・セーハス
レオネル・ビエルマ
ホセ・マヌエル・レイ
オスワルド・ビスカロンド
( フランクリン・ルセーナ )
エーデル・ペレス
DF ミゲル・リッフォ
ルイス・メーナ
アルトゥーロ・ビダル
ゴンサーロ・フィエーロ
ルイス・ベーラ
ホルヘ・ロハス
セーサル・ゴンサーレス
( ラファエル・カステリン )
アレハンドロ・ゲーラ
MF ホセ・ルイス・ヘレス
( ジェルソン・アセベード )
モイセス・ビジャロエル
ロドリーゴ・メレンデス
ジオバンニ・エルナンデス
( ロドリーゴ・ミージャル )
イバン・ベラスケス
( アビンソン・エスコバル )
ウィルソン・カルピンテーロ
FW アレクシス・サンチェス
エディソン・ヒメーネス
( ゴンサーロ・ハーラ )
ゴール 21 アレクシス・サンチェス
27 エディソン・ヒメーネス
59 アレクシス・サンチェス
88 アレクシス・サンチェス
エーデル・ペレス
ラファエル・カステリン
イエロー
カード
モイセス・ビジャロエル
ノエル・サンビセンテ 監督 クラウディオ・ボルヒ
主審; ホセ・ブイトラーゴ ( コロンビア )
スタジアム; エスターディオ・ブリヒード・イリアルテ ( カラーカス )
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