Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜 リーガ・デ・キトがコロ・コロに圧勝!
グループ6 第2節 リーガ・デ・キト 3-1 コロ・コロ
コッパ・リベルタドーレスは、3月6〜8日に各地でグループリーグの試合が行われた。エクアドルは首都キトのエスターディオ・カサ・ブランカで行われたグループ6の リーガ・デ・キト×コロ・コロ は、FWフランクリン・サラスのPKで勝ち越したリーガ・デ・キトが勝ち点3を手にした。 前評判は敵地キトでもコロ・コロを優位とする見方が多数を占めた。だが、試合は、リーガ・デ・キトが予想以上の善戦をみせた。中盤でのボール回しに終始した序盤を経て迎えた31分、味方のスルーパスをFWウンベルト・スアーソが右足で押し込んでコロ・コロが先制した。 ところが 1-0 で折り返した後半は、試合の流れが一転。リーガ・デ・キトが反撃に出ると、まず46分にコーナーキックからMFアルフォンソ・オブレゴンがミドルシュートを決めて同点とすると、78分にはFWフランクリン・サラスがPKをゴール左に決めて逆転に成功。さらに84分にはMFサヌエーサのサイドチェンジから途中出場のFWホッフレー・ゲロンが右足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。後半の3得点でリーガ・デ・キトが勝利をおさめた。 開幕節を落としていたリーガ・デ・キトにとって、この試合はどうしても取りたかった試合。ホームの利を生かしての勝利で2位に浮上し、決勝トーナメントの可能性が大きく広がった。 一方コロ・コロは、連敗で厳しい状況に追い込まれた。昨年のスダメリカーナから好調を維持しているFWウンベルト・スアーソの孤軍奮闘も虚しく映る。まずは守備力の強化を早急にすべきであろう。 2007年3月7日
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