Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜 ベラスケスが値千金の一撃! カラーカスが強敵リーベルを下す。
グループ6 第2節 リーベル・プレート 0-1 カラーカスFC
コッパ・リベルタドーレスは、3月6〜8日に各地でグループリーグの試合が行われた。のエスタジオ・で行われたグループ6の リーベル・プレート×カラーカスFC は、FWイバン・ベラスケスの1点を守りきってカラーカスが貴重な勝利をおさめた。 試合は、カラーカスが序盤からスムーズなパスワークでスピーディーな攻撃を披露していく。彼らのそんな積極性は早々に実を結んだ。10分、左サイドのスローインからペナルティエリアでつないだボールを最後はFWイバン・ベラスケスが左足で押し込み、ゴールネットを揺らせた。早い時間に失点を許したリーベルのダニエル・パサレラ監督はベンチで憮然とするだけで、立ち上がって指示をするなどの動きはなかった。 後半、追いかけるリーベルはFWファリアスやMFサパータを起点に猛反撃。立て続けにシュートを浴びせたが相手の牙城を打ち崩せず。カラーカスは全員守備でピンチをしのぎ、勝利を手にした。下馬評優位のリーベルはまさかの敗北。エル・モニュメンタルのサポーターはタイムアップの瞬間激しいブーイングを発した。 このグループ6で波乱を演出しているのは、紛れもなくカラーカス。ベネズエラの1クラブが、第2節終了時でリーベル、リーガ・デ・キト、コロ・コロといった名門をおさえて堂々のグループ首位に立っている。まだグループリーグは4試合を残しているが、現時点で勝ち点6という数字は上々だ。リーベルを破ったことで自信もついたであろうカラーカスは、今大会の台風の目になるかもしれない。 写真; ゴールを決めて人差し指をかざすFWイバン・ベラスケス ( カラーカスFC / 左 ) 。
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