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Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜

サンパウロでもベテラン健在。元Jリーガー エジムンドが2ゴール!
第14節 セルトンジーニョ 2-4 パウメイラス

 サンパウロ州選手権は3月17〜18日に第14節が行われた。セルトンジーニョのエスタジオ・フレデリッコ・ダウマーゾで行われた セルトンジーニョ×パウメイラス は、FWエジムンド ( 元東京ヴェルディ1969 ) の2ゴールなどでパウメイラスが勝利をおさめた。この結果パウメイラスは4位に浮上した。

 試合は、立ち上がりを突いたセルトンジーニョが3分にコーナーキックのこぼれ球をFWマルシオ・ミシリッカが押し込んで先制する。だが、これに動揺せず冷静に攻撃を組み立てていったパウメイラスは12分にFWエジムンドが右足で鋭いシュートを決めて同点。そして17分にはMFマルチネスのゴールで一気に逆転した。
 後半、パウメイラスはFWオズマールがシュートをニアに決めて47分にリードを広げると、55分にはペナルティエリアでMFバルディビアが倒されてPKを獲得。このPKをFWエジムンドが沈めて、チームに勝利をもたらした。

 パウメイラスは今季は時折守備に不安定さが見られるものの、攻撃的な4人 ( エジムンド、オズマール、マルシーニョ、バルディビア ) の4人は好調を維持し、チームに複数の勝利をもたらしている。このチームで特筆すべきはバルディビアだが、FWホマーリオ ( バスコ・ダ・ガマ ) に注目が集まる今だからこそ、負けじとゴールを重ねているエジムンドにも触れておきたい。
 エジムンドは現在35歳。41歳のホマーリオと比較するとだいぶ若いが、サッカー界ではベテランと呼ばれる世代だ。同世代の選手が次々に引退していく中、エジムンドからは引退の「い」の字も聞こえてこない。かつて東京ヴェルディに所属し日本人の間でも広く知られている元Jリーガーが、今はサンパウロ州の名門を引っ張っている。カイオ・ジュニオール ( 元パラナー監督:昨年はブラジレイロンでパラナーを5位に導く ) の戦術もだいぶ板についてきたようだ。首位との勝ち点差10と開いており優勝の可能性は見いだせないが、決して軽視できない注目のクラブであることは言えるのではないだろうか。

 写真; 好調のFWエジムンド ( パウメイラス / 右 ) は、PKを含む2ゴールでチームに貢献。


サンパウロ州選手権 2007 第14節 (18/03/2007)
セルトンジーニョ 2-4 パウメイラス
ブルーノ
( アレックス )
GK ジエーゴ・カバリエーリ
ヒカルド・ロペス
ジギーニョ
エーデル・ガウーショ
ジャイウソン
( マルロン )
DF ウェンデウ
ダビッジ
エジミウソン
レアンドロ
エメルソン
ジッキ
セアラー
ファビアーノ
( アレックス )
MF ピエーヒ
マルチネス
ミシャエウ
バルディビア
( カイオ )
マルシオ・ミシリッカ
クリス
FW エジムンド
( クリスチャーノ )
オズマール
( フローレンチン )
マルシオ・ミシリッカ 03
エーデル・ガウーショ 50
ゴール 12 エジムンド
17 マルチネス
47 オズマール
55 エジムンド
ジギーニョ
エメルソン
イエロー
カード
エジミウソン
ピエーヒ
ルイス・バルビエーリ 監督 カイオ・ジュニオール
主審; ウィウソン・ルイス・セネーミ
スタジアム; エスタジオ・フレデリッコ・ダウマーゾ ( セルトンジーニョ )
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