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Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜 アニマウだけじゃない。チリ人の大活躍でベルドン６位に浮上。
第13節 パウメイラス 4-1 ジュベントゥス
サンパウロ州選手権は3月10〜11日に第13節が行われた。サンパウロのパカエンブーで行われた パウメイラス×ジュベントゥス は、"アニマウ"ことFWエジムンドの活躍でパウメイラスが快勝した。 雨の降る中で行われた試合はパウメイラスが攻勢に出ると、8分にはFWエジムンドのフリーキックでチャンスメイク。そして13分、FWオズマールのゴールでパウメイラスが先制した。その後もパウメイラスはMFバルディビアを起点に何度も決定機をつくり、相手を脅かし続けた。 後半、ジュベントゥスは51分にセットプレイからDFジャンがファーサイドでクロスに合わせて同点とするが、この試合の主導権はあくまでパウメイラスにあり、68分には再三チャンスを演出したMFバルディビアが倒されてPKを獲得。FWエジムンドがキーパーの逆をつくシュートで逆転すると、その４分後にも再びMFバルディビアがペナルティエリアで倒されてPKを獲得。これを再びFWエジムンドが決めて 3-1 と突き放した。トドメは77分。ドリブルで攻め上がったMFバルディビアが右足でゴール左隅に突き刺した。 
2月7日の第7節 ( 対イトゥアーノ戦 ) で敗れてからしばらく負けていなかったパウメイラスは、前節のノロエスチ戦で久々に敗れていた。優勝戦線からは大きく離れたところにあるが、それでも今季の彼らは腐らず、上位進出にも貪欲だ。メディアの的はかつてＪリーグでもプレイした元ブラジル代表のFWエジムンド。彼はこの日は与えられたPKを２つとも決めてチームに貢献した。しかし、エジムンドよりも冴えていたのは10番をつけてピッチに立ったMFバルディビア。バルディビアはエジムンドの２点を誘発するドリブルをかませば、自身も１ゴールをマーク。３得点に絡む活躍をみせた。２得点のエジムンドが試合後はしきりにバルディビアのプレイを称賛していたことから、この試合のMVPがバルディビアであったことがわかる。攻撃陣の爆発で連敗を阻止したパウメイラス。州選手権は佳境に入りつつあるが、彼らは決してシーズンを諦めてはいない。
写真右上； PK２発でチームを勝利に導いたFWエジムンド ( パウメイラス / 中央 ) 。左に写る10番は、マン・オブ・ザ・マッチのチリ人MFバルディビア。
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