Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜 格の違いを見せつけたサンパウロ、暫定首位に。
第11節 ジュベントゥス 0-2 サンパウロ
サンパウロ州選手権は3月3〜4日に第11節が行われた。サンパウロのパカエンブーで行われた ジュベントゥス×サンパウロ は、サンパウロが難なく勝利。これで勝ち点を27としたサンパウロは3日現在で暫定ながら首位に浮上した。 試合は、開始1分にMFソウザのフリーキックでチャンスを迎えたサンパウロが、9分にはFWアレックス・ジーアスのヘディングシュートでチャンスメイク。23分には相手のハンドでPKを得たが、GKホジェーリオ・セーニのキックはクロスバーを直撃した。思うように点が入らなかったものの、サンパウロは絶えず決定機を演出し、主導権を握った。そして迎えた前半ロスタイム、MFソウザが前線に送ったスルーパスをMFウーゴが軽く合わせてサンパウロが先制ゴールを奪い、1点をリードして前半を折り返した。 後半はジュベントゥスにも数回チャンスが巡ったが、危なげなく失点を回避したサンパウロは82分、左サイドの深い位置で得たフリーキックをMFソウザが蹴ると、これにDFアレックス・シウバが頭で合わせて2点目をゲット。その後リードを守ったサンパウロが、難なく勝利した。 サンパウロは、リベルタドーレスで 4-0 と快勝した勢いを持続。点差以上に圧倒した試合内容で、チーム力の高さを証明。相手に格の違いを見せつけた。開幕時はスロースタートだったが、ここにきて本来の安定した力が出始めたサンパウロ。暫定ながら首位に立った勢いは本物だ。
写真右上; 機敏な動きでスルーパスに反応して先制ゴールを決めたMFウーゴ ( サンパウロ ) 。
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