Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 ホマーリオまたハットトリック! 引退の1,000ゴールまで残り5。
後期リオ杯 第1節
バスコ・ダ・ガマ 4-1 マドゥレイラ リオ・デ・ジャネイロ州選手権は3月10日に後期リオ杯が開幕。10〜11日に第1節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた バスコ・ダ・ガマ×マドゥレイラ は、元ブラジル代表FWホマーリオのハットトリックでバスコが快勝した。ちなみにホマーリオのハットトリックは、先月の前期グアナバーラ杯第4節に続いて今季2度目。 試合は、序盤からボールがよく動き、互いに複数の決定機を演出。自ずと試合にも緊張感が生まれた。先制したのは前期グアナバーラ杯で準優勝したマドゥレイラ。35分、FWマルセーロがゴール前に攻め上がるとFWムリーキのゴールをお膳立てするアシストでチームに先制点をもたらした。マドゥレイラは40分にもDFクラウデミールの鋭いフリーキックでバスコのゴールを脅かした。マドゥレイラの1点リードでハーフタイムを迎えた。 だが後半に入ると一転してバスコが主導権を掌握。57分にFWレアンドロ・アマラウが左サイドからのクロスに頭で合わせ、GKエベルトンが弾いたセカンドボールをFWホマーリオが再びレアンドロ・アマラウにパス。レアンドロ・アマラウはこれをゴールに押し込み同点とした。そこからは背番号11 ( ホマーリオ ) の独壇場と化す。64分に味方のクロスに頭で合わせて逆転のゴールを決めると、68分にはMFモライスのパスをゴールに沈めて自身2点目。そして迎えた77分にはPKを決めて、ホマーリオは後期開幕戦でいきなりハットトリックを達成した。試合はそのままバスコが制した。 バスコ・ダ・ガマは前期グアナバーラ杯の準決勝でフラメンゴの前に敗れたが、そのダメージをひきずることなく後期開幕戦を迎えることができた。このクラブの今の顔は、言わずもがな41歳のホマーリオだ。前半こそおとなしかったが、相手が疲れ始めた後半は本来の動きを披露。3ゴール1アシストと全得点に絡む活躍でチームを勝利に導いた。そして自身の生涯通算ゴール数も995まで伸ばしたホマーリオ。来たる1,000ゴールの記録まで残り5つ。まだまだ現役を続けられそうだが、ホマーリオはあと5点決めたら本当に引退してしまうのだろうか。
写真右上; 生涯通算ゴール数を995まで伸ばし、勝ち誇った表情のFWホマーリオ ( バスコ・ダ・ガマ ) 。
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