Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 主力不在も問題なし。フラメンゴ、リザーブ組で逆転勝利。
後期リオ杯 第1節
フラメンゴ 2-1 ノバ・イグアス リオ・デ・ジャネイロ州選手権は3月10日に後期リオ杯が開幕。10〜11日に第1節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた フラメンゴ×ノバ・イグアス は、FWレオナルドの2ゴールでフラメンゴが逆転勝利をおさめた。 試合は、両者ともに丁寧にボールをつないで形をつくると互いにチャンスメイク。中盤からのミドルシュートも多く、見応えのある内容になった。試合が動いたのは37分、左サイドに開いたFWデニのクロスにFWジョアン・アレックスが頭で合わせてノバ・イグアスが先制した。 後半フラメンゴはMFジュニーニョ・パウリスタを起点に何度もチャンスをつくると、流れを引き寄せていった。そして62分、DFルイジーニョのクロスをFWレオナルドが頭で合わせると、ボールはクロスバーを直撃。ゴールラインのあたりでバウンドして跳ね返ったセカンドボールはGKジオーゴが体を張って弾き返した。だが、副審はレオナルドのヘディングシュートがゴールラインの内側でバウンドしたとしてフラメンゴにゴールを認めた。これで五分としたフラメンゴはその3分後、MFジュニーニョ・パウリスタのドリブルシュートのこぼれ球にFWレオナルドが詰めて逆転に成功。その後フラメンゴはリードを守りきって勝利した。 前期グアナバーラ杯の決勝から中3日と日程が詰まっていたこともあり、この日のフラメンゴはDFモイセス以外の主力を温存。リザーブ主体の布陣で後期開幕戦に臨んだ。だが今のフラメンゴは主力を温存しても問題なく勝てるだけの力が備わっている。このようなときに元ブラジル代表のMFジュニーニョ・パウリスタをリザーブ組として試合に出せるのだから、層が厚くなったのは間違いない。この布陣で堅実に戦えることがわかり、リベルタドーレスとの"掛け持ち"にもある程度メドがついたことだろう。 写真; 1トップの大役を果たし、2点を決めたFWレオナルド ( フラメンゴ / 右 ) 。
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