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Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

ゴールマウスに嫌われた日。 リーベル惜敗で3位に転落。
後期 第7節 リーベル・プレート 0-1 ヒムナシア・デ・フフイ

 アルゼンチン1部リーグは、3月23〜25日に後期リーグの第7節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・ホセ・アマルフィターニで行われた リーベル・プレート×ヒムナシア・デ・フフイ は、終盤に均衡を破ったヒムナシア・デ・フフイが金星を飾った。首位返り咲きを狙うリーベルにとっては辛い結果になった。

 試合は、序盤をヒムナシア・デ・フフイが支配。スムーズなパスワークで自分たちのリズムをつくった。後手を踏んだリーベルは相手を脅かす攻撃を見せてはいたが、積極的に攻めてもGKバルディビエーソの攻守に阻まれてゴールを割るのに苦労していた。
 後半、リーベルのパサレラ監督はFWオルテガとFWマルコ・ルーベンを投入して攻撃的な布陣に切り替えたが前半の嫌な流れを断ち切ることができず、徐々に攻め疲れしていく。だが 0-0 で迎えた80分、ついに均衡が破れた。途中出場のFWマリオ・トゥルドが味方のロングフィードに素早く反応すると、相手の裏を突いて一気にゴール前へ突入。胸トラップでボールを足元に落とすと、飛び出したGKカッリーソの脇をすり抜けるシュートを決めて先制点をもたらした。焦るリーベルは人数をかけてひたすら攻めたが、最後までゴールを割ることができなかった。

 リーベル・プレートは、攻めながらゴールを奪えない悪い流れを最後まで払拭できなかった。決定機は何度もあったが相手守護神の身体を張ったセービングの前に跳ね返されるばかりだった。あたかもゴールマウスがリーベルの選手が放つシュートを拒んでいるかのようでもあった。また、負傷で戦列を離れていたFWオルテガ ( 元アルゼンチン代表 ) が前節から戦列に復帰しているが、この日のオルテガは持ちすぎで孤立するシーンが目立ち、周囲との連携にはまだ難が見られた。この敗戦で3位に後退したリーベル。首位争いから一歩後退した。

 写真; 何度も決定的なシュートを放ちながら無得点に終わったFWエルネスト・ファリアス ( リーベル ) は試合終了後、暗い表情でテレビカメラマンの前を横切りピッチを後にした。


アルゼンチン1部リーグ 2006-2007 後期 第7節 (25/03/2007)
リーベル・プレート 0-1 ヒムナシア・デ・フフイ
ファン・パブロ・カッリーソ GK ホセ・バルディビエーソ
パウロ・フェラーリ
エドゥアルド・トゥッシオ
( ネルソン・リバス )
フェデリコ・ルッセンホフ
クリスティアン・ビジャグラ
DF ファン・サビア
マルセーロ・ベルサ
マウリシオ・アルマーダ
オスカル・アウマーダ
ディエゴ・ガルバン
( アリエル・オルテガ )
レオナルド・ポンシオ
フェルナンド・ベルッキ
MF シルビオ・イウバレー
ガブリエル・イリバレン
( ヘルマン・ノセ )
ファービオ・ピエテルス
マルセーロ・キンテーロス
エルネスト・ファリアス
マウロ・ロサーレス
( マルコ・ルーベン )
FW リカルド・ゴメス
( クリスティアン・バスアルド )
ダリオ・ゴンディン
( マリオ・トゥルド )
ゴール 80 マリオ・トゥルド
レオナルド・ポンシオ
パウロ・フェラーリ
イエロー
カード
マルセーロ・ベルサ
ファービオ・ピエテルス
ダニエル・パサレラ 監督 マリオ・ゴメス
主審; フェデリコ・ペリゴイ
スタジアム; エスターディオ・ホセ・アマルフィターニ ( ブエノスアイレス )
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