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Seleção Brasileira 〜ブラジル代表〜

ホナウジーニョ・ガウーショ覚醒。セレソンがチリに快勝。
国際親善試合 ブラジル 4-0 チリ

 ブラジル代表が10月7日に国際親善試合を行った。スウェーデンはイェーテボリのニーア・ウッレヴィ・スタジアムで行われた ブラジル×チリ は、FWホナウジーニョ・ガウーショの2ゴールなどでブラジルが勝利した。

 試合は、開始13分にブラジルが左コーナーを得ると、MFエラーノの蹴ったボールを競ろうとしたMFジウベルト・シウバがペナルティエリアでファウルを受けてPKを獲得。これをFWホナウジーニョ・ガウーショが冷静に決めて先制した。先制してリズムが出てきたブラジルは、30分にMFカカーが右からのクロスをボレーで沈めて追加点をゲットした。
 後半もブラジルのペース。49分にFWホナウジーニョ・ガウーショがフリーキックをゴール右隅に沈めて 3-0 とすると、その後もFWホビーニョ、MFカカーらが前線でボールに絡み相手ゴールに迫っていった。そして58分、右コーナーキックをFWホナウジーニョ・ガウーショが頭で落としたボールにDFフアンが詰めて4点目。一方的な試合展開でブラジルが勝利した。

 ブラジルに明るい話題が生まれた。FWホナウジーニョ・ガウーショが1年9ヶ月ぶりに覚醒。一昨年のコンフェデレーションズカップ以来となるゴールを2つ決めて「太った」「全盛期は過ぎた」と揶揄する面々を見返した。そしてこの試合で10番をつけたMFカカーは普段通りレベルの高いパフォーマンスで中盤を制圧。サイドの上がりも積極的で、相手に格の違いを見せつけた。

 一方チリは、慎重な戦いに終始したこともありボールを支配できず。コロ・コロで活躍中のFWウンベルト・スアーソが前線で孤軍奮闘するシーンがやたらと目立った。連携に難を残してブラジルと対戦しては勝算は見込めない。大敗の結果から見えた課題をいかに修復できるかが鍵になる。

 写真右上; MFエラーノ、FWフレッジ、FWホビーニョらの祝福を受けるFWホナウジーニョ・ガウーショ ( ブラジル / 7番 ) 。
 写真左下; FWホナウジーニョ・ガウーショ ( ブラジル ) が15分にPKを決める。同選手にとって1年9ヶ月ぶりの代表でのゴールとなった。


国際親善試合 (24/03/2007)
ブラジル 4-0 チリ
ジュリオ・セーザル GK クラウディオ・ブラーボ
ダニエウ・アウベス
ルッシオ
フアン
ジウベルト
DF ホルヘ・バルガス
イスマエル・フエンテス
アレックス・ボン・シュウェーレル
( レイナルド・ナビア )
ルイス・フィゲロア
ジウベルト・シウバ
( ドゥドゥー・セアレンセ )
エラーノ
( ミネイロ )
カカー
( ジエーゴ )
MF クラウディオ・マルドナード
エクトール・サヌエーサ
マルク・ゴンサーレス
( マヌエル・イトゥーラ )
マティアス・フェルナンデス
( ホルヘ・バルディビア )
ホビーニョ
フレッジ
( バグネール・ラブ )
ホナウジーニョ・ガウーショ
FW ルイス・ヒメーネス
( ロドリーゴ・テージョ )
ウンベルト・スアーソ
ホナウジーニョ・ガウーショ 15
カカー 30
ホナウジーニョ・ガウーショ 49
フアン 58
ゴール
ジウベルト・シウバ イエロー
カード
ホルヘ・バルガス
イスマエル・フエンテス
アレックス・ボン・シュウェーレル
エクトール・サヌエーサ
ドゥンガ 監督 ネルソン・アコスタ
主審; エスペン・ベルンセン ( ノルウェー )
スタジアム; ニーア・ウッレヴィ・スタジアム ( イェーテボリ )
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