Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 パレルモ、ゴール量産! 2試合連続のハットトリック。
後期 第6節 ボカ・ジュニオールス 5-1 ヒムナシア・ラ・プラータ
アルゼンチン1部リーグは、3月16〜18日に後期リーグの第6節が行われた。ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた ボカ・ジュニオールス×ヒムナシア・ラ・プラータ は、FWマルティン・パレルモの4ゴールでボカが大勝した。 試合は、ボカが主導権を掌握。開始から細かくパスをつないでボールをまわすと、右サイドからのクロスにMFネリ・カルドーソが右足ボレーで合わせて先制。試合開始から86秒の出来事だった。 早々と先制したことで勢いに乗ったボカは、7分にはFWギジェルモ・バロシュケロットのアーリークロスをディフェンダーがクリアミスしたところにFWパレルモが詰めて2点目。そして10分には、中央でボールを受けたMFリケルメが前線にスルーパス。これに反応したMFネリ・カルドーソが右サイドを深くえぐると、折り返したパスにFWパレルモが右足のヒールキックでゴールに押し込み、相手を突き放した。パレルモはさらに15分にも右からのクロスに左足で合わせてハットトリックを達成。前半を終えた時点で、4-0 とボカがほぼ試合を決めていた。 言わずもがな後半もボカのペースで試合は進み、73分にはFWパレルモが味方のシュートのこぼれ球を左足で押し込み自身4点目のゴールを奪取。ヒムナシア・ラ・プラータは攻め手を欠き、ボカが余裕をもって勝利した。 ボカは危なげない試合運びで格の違いを見せつけた。前節ハットトリックを決めたパレルモがこの日は4ゴールと大爆発。そんな彼の相方に抜擢されたFWギジェルモ・バロシュケロットも前線で攻撃のリズムをつくった。しかし、この試合で奪った得点の全ては右サイドを起点にして生まれたもので、得点に絡んだMFネリ・カルドーソやDFクレメンテ・ロドリゲスのパフォーマンスが素晴らしかったことにも触れておきたい。これでボカはリーベルに次ぐ3位にまで順位を上げてきた。首位を迎撃する体制が整いつつある。 写真; FWマルティン・パレルモ ( ボカ・ジュニオールス ) は前節に続きハットトリックを達成。
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