Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜 貴重なアウェイゴールをゲット。ペドロの1点でサントス辛勝。
予備戦 1st.Leg ブローミン 0-1 サントス
中南米の最強クラブを決める大会コッパ・リベルタドーレスは、1月30日に2007シーズンが開幕。1月30日〜2月1日に予備戦の 1st.Leg が行われた。ボリビアはサンタ・クルス・デ・ラ・シエーラのエスターディオ・ラモン・アギレーラで行われた ブローミン×サントス は、DFペドロの決めた1点を守りきったサントスが辛くも勝利。アウェイゴールの利で予備選突破の可能性が広がった。 試合は、サントスがボールをキープしてリズムをつくると、11分に右サイドをあがったDFペドロがシュート。ボールはサイドネットを揺らせたが、サントスは14分にもDFクレーベルのフリーキックにDFアダイウトンが合わせて形をつくっていった。劣勢のブローミンは17分にフリーキックを得るも、DFデ・カルロスのシュートは枠を大きく逸れてチャンスを逸す。依然主導権はサントスにあり、24分にMFクレーベル・サンターナ、31分にはFWファビアーノと立て続けにシュートを放っていった。サントス優勢もブローミンは守備重視で切り抜け、0-0 で前半を折り返した。 試合は後半早々に動いた。再三いい動きをみせていたDFペドロがドリブルで右サイドからペナルティエリアに侵入すると、角度のないところからシュート。ボールはGKサラーサルの脇をすり抜けてゴールマウスに吸い込まれた。貴重なアウェイゴールを得たサントスはその後もMFクレーベル・サンターナを起点にチャンスメイク。80分にはクレーベル・サンターナのピンポイントパスをMFホドリーゴ・タバタがシュートに持ち込むなど優位を維持して勝利した。 サントスにとっては大きな勝利となった。以前から高地ボリビアを苦手としており、予備戦の対戦が決まったときは周囲からも不安視する声もあったが、サンタ・クルス・デ・ラ・シエーラは標高約400mと同国では高くない地域。普段から頻繁に試合を行っているサンパウロが標高800mにあるため、サントスにとっては苦にならない標高であった。( ※ ) 結果、終始ゲームをコントロールできた。ホームでの次節に向けて弾みとなったことは間違いない。
写真右上; 積極的な攻撃参加でリズムをつくり、48分に貴重なゴールをマークしたDFペドロ ( サントス ) 。
|