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Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜

リベルタドーレスでも旋風を起こすか?! パラナー、納得の初戦勝利。
予備戦 1st.Leg コブレーロア 0-2 パラナー

 中南米の最強クラブを決める大会コッパ・リベルタドーレスは、1月30日に2007シーズンが開幕。1月30日〜2月1日に予備戦の 1st.Leg が行われた。チリはカラーマのエスターディオ・ムニシパルで行われた コブレーロア×パラナー は、FWエンリーキらの ゴールでパラナーが先勝。アウェイゴール2点の利で予備選突破に前進した。

 試合は、開始3分にコブレーロアがMFホセ・ルイス・ディアスのシュートで奇襲を仕掛けた。GKフラービオの好守によってゴールはならず、この危機をしのいだパラナーはすかさず反撃。6分にMFジェルソンがミドルシュートを放つと、9分にはMFアンドレ・ルイスもチャンスメイク。そして15分、MFジネウソンのスルーパスに反応したFWエンリーキが、飛び出したGKウルタードをかわして無人のゴールへボールを流し込み、パラナーが先制した。パラナーは21分、23分と立て続けに相手ゴールに迫って良い流れをつくる。対するコブレーロアは37分にFWバリオスがゴール前に飛びだしたが、シュートは弱々しく転がり同点の機会を逸した。
 後半、パラナーは2分にMFジネウソンがチャンスメイク。コブレーロアも何度か反撃を試みるがシュートが枠外に逸れるなど可能性は感じられず。守勢でも焦らず試合を運んだパラナーは87分に追加点を奪取。途中出場のMFジョジエウが豪快にゴールに蹴り込み、パラナーがアウェイゴール2点を以て勝利した。

 クラブ史上初のリベルタドーレス出場を果たしたパラナーは、高いモチベーションで試合に臨んだ。昨年チームを引っ張った主力を多数放出してもチームの一体感が揺らぐことはなく、選手たちは新監督ゼッチとの関係もうまく築いている。DFアデラウドは「うちにはスターはいないけど、他のクラブにはない強みがある」と述べ、チームの成熟ぶりを口にしている。アウェイゴール2点のリードを以て 2nd.Leg を迎えるパラナー。念願の本戦出場も目前だ。

 写真; 15分に先制。テレビカメラに向かって微笑むFWエンリーキ ( パラナー / 右 ) 。


コッパ・リベルタドーレス 2007 予備戦 1st.Leg (01/02/2007)
コブレーロア 0-2 パラナー
フェルナンド・ウルタード GK フラービオ
ビクトール・オソーリオ
ルイス・フエンテス
クリスティアン・オルギン
ロドリーゴ・ペレス
( ホセ・ベアウセホウル )
DF アデラウド
ダニエウ・マルケス
ネゲッチ
アンドレ・ルイス
ファン・ルイス・ゴンサーレス
クリスティアン・リオス
( ホルヘ・アリアス )
エステバン・パレーデス
( アランギス )
ホセ・ルイス・ディアス
MF ゴイアーノ
ベト
ジェルソン
ジネウソン
( ジョジエウ )
ロドリーゴ・マンナーラ
ルーカス・バリオス
FW エジージオ
( ジョアン・ビクトール )
エンリーキ
( シャベス )
ゴール 15 エンリーキ
87 ジョジエウ
ペレス
バリオス
イエロー
カード
アデラウド
ネゲッチ
ベト
ジェルソン
グスターボ・ウエルタ 監督 ゼッチ
主審; レネー・オルトゥーベ ( ボリビア )
スタジアム; エスターディオ・ムニシパル ( カラーマ )
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