Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜 グループリーグ開幕! 3点を決めたデフェンソールが難なく快勝。
グループ8 第1節 デフェンソール・スポルティン 3-0 ヒムナシア・ラ・プラータ
中南米の最強クラブを決める大会コッパ・リベルタドーレスは、2月13日に本戦のグループリーグが開幕。13〜15日にその第1節が行われた。ウルグアイの首都モンテビデオのエスターディオ・センテナーリオで行われたグループ8の デフェンソール・スポルティン×ヒムナシア・ラ・プラータ は、MFアリオーサの先制弾で勢いに乗ったデフェンソール・スポルティンがホームで快勝。幸先の良いスタートを切った。 試合は、序盤からホームのデフェンソール・スポルティンがボールを支配。11分にMFマキシリミアーノ・ペレイラのフリーキックでチャンスをつくると、20分には再びMFペレイラがシュート。積極的な攻撃で相手を圧倒した。良い流れをつくったデフェンソールは37分、MFディエゴ・デ・ソウザのパスにMFセバスティアン・アリオーサが合わせて先制点を奪取した。 主導権を握ったデフェンソールは後半もゲームをコントロール。堅い守備で相手の攻撃の芽を摘むと、じっくり攻めていく。迎えた64分にFWカルロス・マリア・モラーレスがGKクレニッキの動きをよく見て2点目を決めると、トドメは72分。MFマキシリミアーノ・ペレイラの右足でゴールネットを揺らし、3-0 と大きく突き放した。ヒムナシアは終盤に2回ほど相手ゴールの前に迫ったが、シュートにゴールの可能性は感じられずジ・エンド。デフェンソール・スポルティンがグループリーグ最初の試合で勝利を飾った。 デフェンソール・スポルティンのホルヘ・ダ・シルバ監督は「初戦を勝つことが何よりも大事」と述べ、ホームで迎えるこの初戦に焦点を合わせて毎日のように綿密な作戦を練り、絶えず練習を続けてきた。その姿勢は、そのまんま本番で結実。同監督の意志に沿う最高の結果を得た。グループリーグは全6試合。先はまだ長いが、3点差をつけて初戦を制した意義は大きい。 一方ヒムナシア・ラ・プラータには冴えがなかった。彼らも間違いなく初戦をものにするつもりできたはずだったが、相手を崩しきれず困惑。前半に至っては44分にMFピアッティが放ったシュート以外では、チャンスらしいチャンスもまともに作れなかった。相手に3点を献上し、自らは枠内シュートがたった2本では勝てるわけがない。次節までにちぐはぐな戦術を改善しなければ、ヒムナシアにとっては辛い試合が続くかもしれない。 写真; 激しくボールを競い合うMFゴンサーロ・マウレージャ ( デフェンソール・スポルティン / 左 ) とMFマティアス・エスコバル ( ヒムナシア・ラ・プラータ ) 。
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