Copa TOYOTA Libertadores 2007 〜コッパ・リベルタドーレス〜 スダメリカーナ・ファイナリストを一蹴! リーベル納得の白星発進。
グループ6 第1節 コロ・コロ 1-2 リーベル・プレート
コッパ・リベルタドーレスは、2月20〜22日に各地でグループリーグの試合が行われた。チリは首都サンティアーゴのエスターディオ・モニュメンタルで行われたグループ6の コロ・コロ×リーベル・プレート は、MFレオナルド・ポンシオのゴールなどでリーベルが勝利をおさめた。 試合は、立ち上がりにMFディエゴ・ガルバン、FWウンベルト・スアーソがそれぞれシュートを放ち、互いにチャンスメイク。だが試合の流れはリーベルが握り、FWファリアス、DFフェラーリらのシュートで決定機をつくった。迎えた前半ロスタイム。リーベルは、ミドルレンジでフリーキックのチャンスを得ると、味方が横に流したボールをMFレオナルド・ポンシオが思いきってシュート。およそ30mの距離を伸びたボールはゴール右隅に突き刺さった。ポンシオの素晴らしいミドルシュートでリーベルが先制点をゲットした。 後半もリーベルの優位は動かず、54分に左サイドで得たフリーキックにFWエルネスト・ファリアスが頭で合わせた。シュートは味方の頭に当たったが、そのこぼれ球にFWファリアスは食らいついて左足でGKセーハスの逆をつくシュートをゴールに押し込んだ。劣勢のFWウンベルト・スアーソは61分にFWウンベルト・スアーソのゴールで1点を返し、その後互いに1人ずつの退場者を出したが、リーベルは最後まで優位を保って勝利を手にした。 昨年末にコッパ・スダメリカーナで準優勝したコロ・コロは、昨年の国内リーグでも好成績を残し、満を持してリベルタドーレスの舞台に戻ってきた。しかし、このクラブの絶対的エースであるFWウンベルト・スアーソはこの試合でもゴールを決めたが、チームとしての攻撃は機能せず、ほぼリーベルの堅い守備の前に屈していた。スダメリカーナ以上の強豪が揃うこの大会でどこまで勝ち進めるか。グループリーグで彼らの真価が問われる。 一方リーベル・プレートは、終始試合をリードして主導権を掌握。MFポンシオを初めオフに獲得した戦力がパサレラ監督の期待以上の働きをしてみせた。放出したMFガジャルド ( 元アルゼンチン代表 ) の穴も感じさせず、安定した戦いで初戦を制したリーベル。昨年以上の成績 ( ベスト8 ) 以上を目指すチームがまず目指すのは、早期のグループリーグ突破だ。 写真; 約30mのミドルシュートを決めてチームメイトに迎えられるMFレオナルド・ポンシオ ( リーベル ) 。
|