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Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜

首位は俺たちだ! 好調クレーベル・サンターナが2ゴール。
第8節 サント・アンドレ 1-2 サントス

 サンパウロ州選手権は2月10〜11日に第8節が行われた。サント・アンドレのエスタジオ・ブルーノ・ジョゼ・ダニエウで行われた サント・アンドレ×サントス は、もっかチーム得点王のMFクレーベル・サンターナが2ゴールと活躍して、チームを勝利に導いた。

 試合は、敵地に乗り込んだサントスが主導権を握ると、24分に先制。左サイドでフリーキックを得るとMFホドリーゴ・タバタがゴール前にクロス。これにMFクレーベル・サンターナが頭で合わせてゴールを決めた。サントスはその後も攻め立てたが、DFカルリーニョスらのシュートはGKジュニオール・コスタがセービング。追加点の奪えないサントスを尻目にサント・アンドレは何度か反撃を試みると、41分にMFクレーベル・サンターナのファウルで得たセットプレイのチャンスをFWレオナルドが相手ゴールに突き刺して 1-1 とした。ハーフタイムのとき、マイクを向けられたMFクレーベル・サンターナは「あれは故意じゃない。ちょっと体に触っただけでファウルをとられるのは納得がいかないよ」と嘆いた。
 同点で迎えた後半、最下位に沈むサント・アンドレは首位のサントスから勝ち星をあげんと必死に攻めたが、チーム力の差は明らか。サントスは51分にFWマルコス・アウレーリオのロングスローでチャンスをつくると、51分にMFマルコス・アウレーリオが倒されてサントスにPKが与えられた。これをMFクレーベル・サンターナが落ち着いて決め、サントスは再びリードを奪った。以後、サントスは堅実なボール回しで主導権を握り、サント・アンドレは空中戦に頼る単調な攻めに終始。試合は、サントスが勝利をおさめた。

 もっか首位のサントスは、他軍より消化試合数が1つ少なくとも、気を緩めず一戦一戦を大事に消化した。ルシェンブルゴ監督は、来たるリベルタドーレスの本戦に備えてMFゼ・ホベルト ( 元ブラジル代表 ) を温存。だが、それもさして問題ではなかった。代役として起用されたMFホドリーゴ・タバタは先制ゴールをお膳立てするピンポイントクロスで存在をアピール。これでまた中盤のポジション争いが厳しいものになった。リベルタドーレスに向けて、準備は万端ととらえるのが筋か。サントスの好調ぶりには目を見張るものがある。

 写真右上; PKを含む2点で一躍得点ランキングトップタイに躍り出たMFクレーベル・サンターナ ( サントス / 縦縞の右端 ) 。


サンパウロ州選手権 2007 第8節 (11/02/2007)
サント・アンドレ 1-2 サントス
ジュニオール・コスタ GK ファービオ・コスタ
ハウレン
( アレシャンドレ )
カシーニャ
ルイス・エンリーキ
パラー
DF ペドロ
アダイウトン
ドミンゴス
カルリーニョス
ウィリアムズ
( ジェフェルソン )
ガレアーノ
レーロ
カタータウ
( サンドロ・ガウーショ )
MF ホドリーゴ・ソウト
クレーベル・サンターナ
ペドリーニョ
( クラウディオ・マルドナード )
ホドリーゴ・タバタ
( ゼ・ホベルト )
マルセーロ
レオナルド
FW マルコス・アウレーリオ
ホドリーゴ・チウイ
( ジョナス )
レオナルド 41 ゴール 24 クレーベル・サンターナ
53 クレーベル・サンターナ
ルイス・エンリーキ
ウィリアムズ
イエロー
カード
ホドリーゴ・ソウト
クレーベル・サンターナ
ゼ・ホベルト
ルイス・カルロス・フェヘイラ 監督 バンデルレイ・ルシェンブルゴ
主審; ウィウソン・ルイス・セネーミ
スタジアム; エスタジオ・ブルーノ・ジョゼ・ダニエウ ( サント・アンドレ )
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