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Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜

完敗を喫したフルミネンセ、準決勝進出に黄信号。
前期グアナバーラ杯 第4節 フルミネンセ 0-2 アメリカRJ

 リオ・デ・ジャネイロ州選手権は2月10〜11日に前期グアナバーラ杯の第4節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた フルミネンセ×アメリカRJ は、FWマルコ・ブリットのゴールなどでアメリカRJが快勝した。これでアメリカは好調を維持してグループ首位の座を堅守。対してフルミネンセは順位を上げられず、準決勝進出が危うくなった。

 試合は、22分にFWアレックス・ジーアスの体をひねりながらの鋭いシュートで決定機を演出するなど、序盤はフルミネンセに流れがあった。だが、徐々に盛り返したアメリカRJは36分にFWマルコ・ブリットのシュートなどでチャンスをつくると、前半ロスタイムに均衡を破った。46分、MFブルーノ・ラザローニがボレーシュートを鮮やかに決めて、アメリカRJがリードでハーフタイムを迎えた。

 勝たなければ後がないフルミネンセは動きが今ひとつだったMFチアーゴ・ネービス ( 元ベガルタ仙台 ) に代えてFWソアーレスを投入するなどして後半に臨んだが、2回ほど作った決定機もGKエドゥアルドのファインセーブに阻まれてゴールならず。片やアメリカは自分たちのリズムを保って上手に試合を進めると、72分にはゴール前に飛び出したFWマルコ・ブリットが追加点をゲット。フルミネンセは最後まで攻めあぐね、アメリカRJが勝ち点3をものにした。

 フルミネンセは、開幕戦でこそ勝利を飾ったが、2戦目以降はちぐはぐなゲームが続いてしまい、思うような結果を残せていない。カルロス・アウベルトとアレックス・ジーアスの2トップは相手のきついマークの前に機能せず、前線と中盤とがうまく噛み合っていなかったようにも感じられた。調子の上がらないチームに対してフラストレーションの溜まった一部のサポーターからは、グスモン監督をロバ呼ばわりする野次も飛ぶ始末。翌日行われる他チームの試合結果如何では準決勝進出が困難になる。フルミネンセのグループリーグ敗退は避けられないか。

 写真; FWカルロス・アウベルト ( フルミネンセ ) は孤立してしまい、単調なプレイに終始した。


リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2007 前期グアナバーラ杯 第4節 (11/02/2007)
フルミネンセ 0-2 アメリカRJ
ヒカルド・ベルナ GK エドゥアルド
チアーゴ・シウバ
ルイス・アウベルト
ホージェル
カルリーニョス
DF デニス
( ゲーハ )
アンドレ
ジュニオール・バイアーノ
マシエウ
アロウカ
シッセロ
( アンドレ・モリッチ )
チアーゴ・ネービス
( ソアーレス )
ジュニオール・セーザル
MF バウベール
ブルーノ・ラザローニ
アンドレ・ゴメス
レアンドロ・シャベス
( アルジェウ )
カルロス・アウベルト
アレックス・ジーアス
FW マルコ・ブリット
( ドウグラス )
ジュニオール・アモーリン
ゴール 46 ブルーノ・ラザローニ
72 マルコ・ブリット
カルロス・アウベルト イエロー
カード
ブルーノ・ラザローニ
ジュニオール・バイアーノ
パウロ・セーザル・グスモン 監督 アイウトン・フェーハス
主審; アントーニオ・フレデリッコ・シュネイデル
スタジアム; マラカナン ( リオ・デ・ジャネイロ )
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