Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 得点力欠乏症に陥ったフルミネンセ、格下に勝てずエンパテ。
前期グアナバーラ杯 第3節 ノバ・イグアス 1-1 フルミネンセ
リオ・デ・ジャネイロ州選手権は2月3〜4日に前期グアナバーラ杯の第3節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた ノバ・イグアス×フルミネンセ は、互いに譲らずエンパテ。仲良く勝ち点を分け合ったというよりもむしろ両者ともに勝ち点3を逃したもったいない試合になった。 中盤でボールを奪い合って始まった試合は10分にDFルイス・アウベルトのファウルでノバ・イグアスがPKを獲得。これをMFエベルソンが沈めてノバ・イグアスが先制した。しかし負けるわけにはいかないフルミネンセは18分に、DFカルリーニョスが右サイドをえぐって折り返したボールをDFルイス・アウベルトがヘディングシュート。そのセカンドボールをMFカルロス・アウベルトが拾ってゴールに突き刺して同点に追いついた。 後半はフルミネンセがペースをつかんだがゴールが遠く、MFアンドレ・モリッチとFWアドリアーノ・マグロンの投入も追加点を加えるには至らなかった。両者はその後追加点を決められず 1-1 でタイムアップ。どちらにとっても勝機を逃しての引き分けであった。 今季再起を賭けるフルミネンセは、開幕戦こそ勝利したがFWアレックス・ジーアスが体調不良で後2試合を欠場。グレーミオにFWトゥッタを放出した穴を埋められず、層の薄さを露呈している。この試合では主導権を握っていたフルミネンセ。引き分けて良しではなく、勝てなかったことを重視して得点力の強化に努めなければならない。 写真; MFカルロス・アウベルトの同点ゴールで喜び合うフルミネンセの選手たち。
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