Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 攻守ともに圧倒。ボタフォゴ、攻撃サッカーで暫定首位に浮上。
前期グアナバーラ杯 第3節 ボタフォゴ 3-0 アメリカーノ
リオ・デ・ジャネイロ州選手権は2月3〜4日に前期グアナバーラ杯の第3節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた ボタフォゴ×アメリカーノ は、MFジギーニョやFWドドー ( 元大分トリニータ ) ら主力の活躍でボタフォゴが快勝。暫定ながらフラメンゴを抜いてグループAの首位に躍り出た。 試合はボタフォゴが主導権を掌握。立ち上がりを支配したボタフォゴは8分にMFゼ・ホベルトのクロスがこぼれたところにMFジギーニョが詰めて早速先制すると、ゲームを落ち着かせて相手に隙を与えず冷静に試合を進めていった。アメリカーノに反撃の機会はなく、一方ボタフォゴは25分に決定機を演出。右サイドに流れたFWドドーがクロスをあげると、逆サイドから走り込んだDFジョイウソンがシュート。相手選手に当たって軌道が変わり、ゴールネットを揺らせてボタフォゴがリードを2点に広げた。 後半、アメリカーノは反撃の糸口を見いだせず、ボタフォゴが自分たちのリズムで攻勢に出る。そして58分にFWドドーがFWジョルジ・エンリーキのパスに合わせて3点目。ボタフォゴは最後まで優位を崩さず勝利をおさめた。 ボタフォゴは、UAEリーグから凱旋したFWドドーを軸にした攻撃サッカーを現在構築中。守備を重視するクッカ監督の戦術とは多少異なったスタイルになっているが、チームはしっかりと結果を残している。3試合を消化して無敗の勝ち点7。暫定ながらグループ首位に浮上したボタフォゴ。ドドーの活躍も含めて、今後の動向が注目されるところである。 写真右上; 8分に先制点を決めて喜ぶMFジギーニョ ( ボタフォゴ ) 。
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