ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜

チッチ、フルミネンセ就任か?!

 今季のリオ・デ・ジャネイロ州選手権では、前期グアナバーラ杯で早々にグループリーグ敗退が決まったフルミネンセ。フラメンゴ、ボタフォゴ、バスコが気を張る中での敗退を受け、フルミネンセはパウロ・セーザル・グスモン監督の辞任を発表した。そして今、その代役としてチッチの名前が挙がっている。

 今季のフルミネンセは、FWアレックス・ジーアス ( 2004年ブラジレイロンの得点ランキング2位 ) やMFカルロス・アウベルト ( 2004年にUEFAチャンピオンズリーグとトヨタカップで活躍 ) といったスターを補強したが、グレーミオに放出したFWトゥッタの穴を埋めきれず、開幕ダッシュには失敗してしまった。
 昨年はブラジレイロンで降格争いに苦しんだフルミネンセ。昨年の二の舞は犯すまいと首脳陣は必死で打開策を練り、やむなくグスモン感得の辞任を決めたという。

 後任候補には、元ベガルタ仙台監督のジョエウ・サンターナを初め、サントスやFC東京で監督を務めたガロなどの名前が挙がっている。現在、フルミネンセが実際に連絡をとっているのはジョエウ・サンターナだそうだが、具体的な交渉はまだ行われていない。そこに、かつてコリンチャンスを率いたチッチの名前が挙がった。

 フルミネンセの一部関係者はチッチの就任を匂わす発言もしているそうだが、チッチ自身は「何も決まっていない段階でどうこう言うつもりはない」と黙秘を貫いている。とはいえ、ブラジル国内では、2004年に一時低迷したコリンチャンスを最終的には5位にまで引き上げたチッチの手腕を高く評価する声が絶えない。フルミネンセ復活の切り札として、チッチが起用される可能性は決して低くないはずだ。

2007年2月12日
ブログサイトマップ