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Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜

大記録を以て老兵消ゆ。 ホマーリオの引退もカウントダウンに突入?!
元ブラジル代表FWホマーリオ、1,000ゴール達成後の引退を示唆。

 通算1,000ゴールの偉業まであと10ゴールと迫っている41歳のFWホマーリオ ( バスコ・ダ・ガマ / 元ブラジル代表 ) が、1,000ゴールの記録達成と同時に引退することを考えていることを発言。世界中に大きな話題を呼んだ。ブラジルの新聞 O Dia が報じた。

 同紙によると、2月17〜20日にリオ・デ・ジャネイロで行われた世界最大規模の祭典「リオのカーニバル」に足を運んだホマーリオが、報道陣に1,000ゴールへの意気込みについて尋ねられた際、以下のように語った。
 「俺はこの歳になってもずっとサッカーを続けてきたが、1,000ゴールの達成はいい節目になる。1,000ゴールを達成したら引退しようかと考えるようになった。個人的な希望としては、 ( リオ・デ・ジャネイロ ) 州選手権で 1,000ゴールを達成したいと思ってる。でも、もし州選手権で達成できなければ、俺はまだ現役を続けてブラジレイロンにも出場するつもりでいる。いずれにせよ俺は最後まで 1,000ゴールにこだわり続ける」

 先の土曜日は78分からの短い出場時間でノーゴールに終わったホマーリオ。ヘナット・ガウーショ監督の中で、ホマーリオはスーパーサブとしての位置づけであるようで、同選手のフル出場は難しい。出場時間が短ければその分ゴールの確率も低くなる。よってホマーリオが州選手権の間に引退する可能性は低いとみるべきで、また一連の発言がカーニバルの場で述べられた点も考慮するなら、同選手は酒の勢いで記者に発言した可能性も充分予測できる。しかし、彼自身が己の選手生活を残り10ゴールと決めていることがわかった今、ブラジル国内の報道がこれまで以上に過熱することは容易に想像できる。

 これらの発言がそのまま実行されると仮定するなら、ホマーリオの1,000ゴール達成と選手生活の終焉が同時にカウントダウンされることになる。かくして、1994年のW杯でロベルト・バッジョ ( 元イタリア代表FW ) と死闘を繰り広げた老兵は、大記録を以てピッチから姿を消すのか。ホマーリオの 1,000ゴール達成に、また新たな話題が加味された。

 写真; 1,000ゴールの記録達成を機に引退することを示唆したFWホマーリオ ( バスコ・ダ・ガマ ) 。

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