Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 フラメンゴはニウマールを獲れるかコリンチャンスとの契約問題で右往左往しているのは、ドイツW杯前にはブラジル代表入りの噂も聞かれた俊足FWニウマール。そのニウマールをどうにかして獲得しようと考えているクラブがある。神様ジーコの古巣、フラメンゴだ。 フラメンゴのクレーベル・レイチ会長は昨年からずっとニウマールを獲得する意志を口にしてきたが、コリンチャンス側はニウマールの放出を拒否し続けている。世間ではフラメンゴに諦めるよう諭す意見まで出ているが、同会長はまだニウマールを諦めていなかった。 レイチ会長は「ニウマール次第だが、もし彼がコリンチャンスとの契約延長にサインしないことがわかれば、我々 ( フラメンゴ ) はすぐに彼を獲りにいくし、その準備も出来ている。私の中では、ニウマールはFWオビーナ以上の選手だ。リベルタドーレスも控えているし、どうしても獲得したい」と述べている。 だが、コリンチャンスのエメルソン・レオン監督は、先日コリンチャンスのリベルタドーレス出場メンバーとしてニウマールを正式に登録した。 ( 補足までに、後日リベルタドーレスの登録メンバーを変更できる機会はあるが、そのタイミングは準々決勝の終了後になる。 ) この結果、仮に後日フラメンゴがニウマールを獲得しても、フラメンゴが同選手をリベルタドーレスに出場させることができるのは、準決勝以降の試合でしか叶わない。 仮に獲得できたところで、ニウマールに様々な制約や制限がつきまとうのはフラメンゴも承知しているはず。にも関わらず、クレーベル・レイチ会長は全くもって諦めようとせず、あくまでニウマールの獲得に固執しているという。往生際が悪いと表現しては、いささか言葉が悪いか。 2007年2月12日
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