Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 リケルメ不在も問題なし。ボカ、大勝でクラウスーラ好発進!
後期 第1節 バンフィエール 0-4 ボカ・ジュニオールス
アルゼンチン1部リーグは、2月9日に2006-2007シーズンの後期リーグが開幕。2月9〜12日に後期リーグの第1節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・プテ・ペロンで行われた バンフィエール×ボカ・ジュニオールス は、バランスよく攻めたボカが大勝。大事な開幕戦を白星で飾った。 試合は、ボカが序盤から主導権を掌握。9分にFWパラッシオがドリブルで左に流れるとMFネリ・カルドーソにパス。左サイドでボールを受けたMFカルドーソはドリブルでペナルティエリアに侵入。早い振りでシュートを放ち、ニアに突き刺して先制点をもたらした。GKルチェッティは一歩も動けなかった。MFネリ・カルドーソは11分にも再び左サイドから果敢にシュートを放つなど、チームにリズムを与えた。すると22分にはFWパラッシオが倒されて得たフリーキックを、DFクラウディオ・モレル・ロドリゲスが得意の左足で直接決めて2点目。さらに畳みかけたボカは37分にはセットプレイからのこぼれ球をMFセルヒオ・オルテマンが押し込み 3-0 とリードを広げた。 後半、バンフィエールに反撃の意欲はなく、前半同様ボカが主導権を掌握。点差が点差だけに無理には攻めなかったが、楽にボールを支配した。迎えた71分、右サイドに開いたDFウーゴ・イバーラがサイドチェンジでまわってきたボールをワントラップしてゴール前にアーリークロスを供給。これにMFネリ・カルドーソが反応すると、ボールはGKルチェッティの脇の下をすり抜けてゴールマウスへ。DFサルバティエーラの必死のクリアも追いつけず、しかしMFネリ・カルドーソもボールに触れていなかったとして、公式ではDFイバーラのゴールとして記録された。バンフィエールは後半はミドルシュート1本のみと沈黙。ボカのワンサイドゲームでタイムアップを迎えた。 ボカ・ジュニオールスは、昨年末の前期リーグで優勝を逃し、ラボルペ監督の辞任にルッソ新監督の招聘。さらにFWマリオーニ、MFリケルメの加入とあわただしいオフを過ごした。出場が注目されたリケルメは、身体検査などがこの日までに終わらなかったためベンチにも入らなかったが、リケルメ不在でも彼らは昨年以上のパフォーマンスをみせた。チームの仕上がりも上々で、リベルタドーレスとの並行日程も問題なさそうだ。 写真; 9分、相手最終ラインをドリブルで崩して先制ゴールを決めたMFネリ・カルドーソ ( ボカ・ジュニオールス ) 。
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