Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜 勝利を逃したアルゼンチン、下位転落を免れて2次リーグ進出。
グループB 第5節 アルゼンチン 3-3 ウルグアイ
U-20 南米選手権は1月16日にグループBの第5節が行われた。デル・エステのエスターディオ・アントーニオ・オドーネ・サルービで行われた アルゼンチン×ウルグアイ は、ウルグアイが2点差を追いついて引き分けた。アルゼンチンは勝利を逃したがベネズエラが敗れたため3位の座を守り、かろうじて決勝リーグ進出を決めた。 試合は、激しい点の取り合いになった。奇襲を仕掛けたのはウルグアイ。サイドをえぐった味方のクロスにFWエディソン・カバーニが頭で合わせて先制点を奪取した。立ち上がりの時間に失点を喫したアルゼンチンは弱冠焦りも見せたが、細かくボールをつないで攻め込むと27分にMFアンヘル・ディ・マリアがゴール左隅にシュートを決めて同点に追いつく。そして41分には再びMFアンヘル・ディ・マリアがこぼれ球をゴールに沈め、前半ロスタイムにはパスがスムーズにつながったところを最後はFWイスマエル・ソーサが決めて 3-1 と試合をひっくり返した。 アルゼンチンのペースで進むかと思われたが、後半に入るとウルグアイが息を吹き返す。60分にFWエディソン・カバーニがこの日2点目のゴールを決めて1点差に詰め寄ると、77分には途中出場のFWフェデリコ・ラエンスがフリーキックを直接決めて同点に追いついた。その後両チームとも決定機はつくったがゴールは奪えず、試合は 3-3 で引き分けて仲良く決勝リーグ進出を決めた。 アルゼンチンは、MFマキシミリアーノ・モラーレスが体調不良を訴えて試合を欠場。10番を欠いて90分を乗り切らなければならなかったが、攻撃面ではMFアンヘル・ディ・マリアが2ゴールの大活躍。前節の6得点で吹っ切れた攻撃陣に関しては問題なさそうだった。だが3失点を喫して勝利を逃す要因となった守備については改善が必要であろう。 写真; マキシミリアーノ・モラーレスの代役として2点を決めたMFアンヘル・ディ・マリア ( アルゼンチン / 左 ) 。
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