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Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜

トカッリは慎重論を展開

 現在 U-20 南米選手権に出場中の U-20 アルゼンチン代表は、開幕戦につまづくと第2節では敗戦を喫した。背水の陣で臨んだベネズエラ戦は 6-0 の大勝。この結果に、沈み込んでいたアルゼンチン国民は「優勝の可能性」に話題が転換。一気に湧き上がった。だが、同代表を率いるウーゴ・トカッリ監督はあくまで慎重論を貫いている。

 ウーゴ・トカッリ率いる U-20 アルゼンチン代表はグループ最終節でウルグアイと対戦する。ウルグアイは第4節終了現在で2位につけており、引き分け以上でグループリーグ突破を決められる立場にある。対してアルゼンチンは、次節勝てば文句なしに3位以上が確定するが、引き分け以下に終われば下位チームの結果如何で4位以下への降格もありうる状況にある。形勢上有利なのはウルグアイだ。

 ウーゴ・トカッリはそこをわきまえている。6-0 の勝利に沸き立つアルゼンチン人記者を前にトカッリは「 6-0 で勝っても次で勝たなければ意味はなくなる。その次の相手は連勝中のウルグアイだ。U-20 の大会は決して甘い戦いではない。我々がグループリーグで敗退する可能性も充分あることを肝に銘じなければきっと痛い目に遭うだろう」と苦言を呈した。

2007年1月14日
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