Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜 セレソン、無傷の3連勝でグループリーグ突破!
グループA 第4節 ブラジル 3-0 ボリビア
U-20 南米選手権は1月13日にグループAの第4節が行われた。ペドロ・ファン・カバジェーロのエスターディオ・リオ・パラピーティで行われた ブラジル×ボリビア は、FWルイス・アドリアーノらコロラドの活躍でブラジルが快勝。勝ち点を9とし、最終節を待たずにグループリーグ突破を決めた。 試合は、立ち上がりから両者とも丁寧にボールをつないでチャンスメイク。決定機も複数生まれたが、時間が経てばブラジルが優位に立っていく。それでも勝ち点が欲しいボリビアは引いて守り、ブラジルはゴールを奪えないまま前半を終えた。 ところが後半開始早々の48分にDFカルロス・トルドージャが2枚目のイエローカードで退場し、ボリビアはセンターバックを1人失ってしまう。すると試合の流れは一気にブラジルへと傾いていった。62分、MFルーカスの絶妙なスルーパスをFWルイス・アドリアーノが沈めて先制したブラジルは、70分に途中出場のMFチョー、そして後半ロスタイムにはFWアレシャンドレ・パトがそれぞれ加点した。1人少ないボリビアは為す術もなく、ブラジルが 3-0 で勝利した。 ブラジルのネウソン・ホドリゲス監督は前節までベンチスタートだったFWルイス・アドリアーノとFWアレシャンドレ・パトの2人をこの試合ではスタメンに抜擢。そしてこの2人はそれぞれゴールを決めて監督の期待に応えてみせた。また、前試合で2ゴールを決めたMFルーカスはこの日も中盤を制圧。また、左サイドで幅をきかせているDFカルリーニョスは相変わらず精力的に攻守に絡んでいた。これでブラジルは開幕から無傷の3戦全勝でいち早くグループリーグ突破を確定。対戦相手に恵まれているとの声もあるが、今のところ不安はなさそうである。 写真; 62分に先制点を決めて笑顔いっぱいのFWルイス・アドリアーノ ( ブラジル ) 。
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