Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜 接戦を制したウルグアイ、連勝でグループ首位に浮上!
グループB 第3節 ウルグアイ 1-0 コロンビア
U-20 南米選手権は1月12日にグループBの第3節が行われた。デル・エステのエスターディオ・アントーニオ・オドーネ・サルービで行われた ウルグアイ×コロンビア は、FWエディソン・カバーニのゴールでウルグアイが辛勝。グループBの首位に立った。 試合は、序盤からウルグアイが攻めたがシュートに持ち込めず攻めあぐねる。FWエリーアス・フィゲロアが18分に決定的なチャンスをつくったが、フィゲロアのシュートはGKアレーナスの好守に阻まれ、ウルグアイは相手の堅守に苦しんだ。前半終了間際にはFWエディソン・カバーニがサイドからのクロスに合わせたが、これもゴールならず。前半は無得点で折り返した。 試合が動いたのは後半。55分にFWフィゲロアのあげたクロスがゴール前に飛びこんだFWカバーニの足元へ。カバーニはこれを冷静にゴール隅に決めてウルグアイが貴重な先制点をゲットした。コロンビア代表サポーターで埋まったスタンドは静まりかえった。その後ウルグアイはコロンビアの反撃を受けるが、チーム一丸でリードを守りきって勝利。試合は、1点を守りきったウルグアイが難敵コロンビアを撃破して勝ち点3を手に入れた。 ウルグアイは、初戦で格下ベネズエラに負けてしまいいきなり窮地に立たされた。最終節にアルゼンチンとの対戦を残している彼らは3連勝で最終節を迎えたかったのだが、初戦の敗北で計画が狂ってしまった。初戦に敗れたが前節のエクアドル戦を制したウルグアイ。グループリーグ突破のためにも、この試合は絶対に勝たなければならない試合であった。この日は内容に関しては今ひとつではあったが、結果最重視で勝利をもぎとったウルグアイ。この時点で勝ち点6にもってきたことで、グループリーグ突破の可能性も大きく開けた。 一方コロンビアは、この敗戦で状況は厳しくなった。残されたエクアドル戦、ベネズエラ戦で連勝すればまだ上位に食い込む可能性は残されているが、この日の結果が後に尾を引くようだとそれも危うくなる。2年前の前大会でブレイクしたMFアリソン・オタルバーロやFWウーゴ・ローダジェッガのようなタレントがいない今大会。気を抜けばグループリーグ敗退もありうる。 写真; 難敵コロンビアとの接戦をものにしたウルグアイ。試合終了後、DFガリ・カヘルマーチェルと抱き合うMFマティアス・カルダッシオ ( ウルグアイ / 右 ) 。
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