Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜 オウンゴールに救われたパラグアイ、連勝で暫定首位に。
グループA 第3節 パラグアイ 1-0 ペルー
U-20 南米選手権は1月11日にグループAの第3節が行われた。デル・エステのエスターディオ・リオ・パラピーティで行われた パラグアイ×ペルー は、ラッキーなオウンゴールで得た1点を守りきったパラグアイが勝利をものして、グループの暫定首位に立った。 試合は、39分にMFホセ・モンティエルのハイクロスがDFハイメ・ウエルタのオウンゴールを誘ってパラグアイがラッキーな形で先制。不本意な失点を喫したペルーは反撃に転じるもゴールが遠く、後半も攻め込んだがゴールの可能性を感じさせる決定機も実を結ばなかった。パラグアイはお国芸とも言える自慢の堅守で1点のリードを守りきり、勝利をおさめた。 グループ最終節にブラジルとの対戦を控えているパラグアイにとって、他の3試合でどれだけ勝ち点を稼いでおくかが焦点である今大会。第1節でボリビア相手に引き分けた彼らにとって、この試合は絶対に勝つ必要があった。勝たなければグループリーグ突破が危ぶまれたからである。幸いにも勝ち点3を得て暫定ながらグループ首位に立ったパラグアイ。オウンゴールでも勝ちは勝ち。グループリーグ突破が見えてきた。 一方ペルーは、これで2連敗となり、勝ち点はいまだゼロ。仮に残り2試合で連勝したとしても勝ち点は6にしかならず、グループ2位以上はほぼ絶望的となった。W杯はおろか、オリンピックでも思うような結果を残せずにいるペルー代表は、力不足さを今回も露呈している格好だ。この国の成長が見られるのは先の話となりそうである。 写真; ボールを奪い合うMFダミアン・イスモデス ( ペルー / 左 ) とDFリカルド・サリナス ( パラグアイ / 右 ) 。
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