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Sudamericano Sub-20 Paraguay 2007 〜 U-20 南米選手権 2007〜

パト「ファンタジーじゃない」

 現在開催中の U-20南米選手権の開幕戦でいきなり2ゴールを決めて脚光を浴びている17歳のFWアレシャンドレ・パト ( U-20ブラジル代表 ) が、その試合を振り返った。記者から「君のプレイはファンタジーに溢れているね」と問われたパトは、開口一番「べつにファンタジーなんかじゃない」と謙遜した。

 アレシャンドレ・パトは先の U-20南米選手権 開幕戦で後半からの出場ながらいきなり2ゴールをマーク。右足の太ももに痛みを抱えながらの活躍に、ブラジル国内は色めきたち、パトの活躍を絶賛。「天性の得点嗅覚を持ち合わせた17歳」「天才」「ファンタスティック」とパトを褒めちぎった。

 しかし、当の本人は騒ぎ立てる周囲の声を牽制するかのように謙遜している。「セレソンが勝てたのは別にぼくだけの力じゃない。チーム全員でとった勝利だから、あまりぼくだけを書き立てられても困るんだ。ぼくはそんな偉大な選手じゃないし、まだまだ未熟。チームメイトにすごく感謝しているし、今後もチームとしていいサッカーができるような選手になっていけるといいと考えている」

 そしてパトは応援してくれているサポーターに強く感謝の意を抱いている。「まだ17歳のぼくをサポーターはすごく熱心に応援してくれている。サポーターの声援が聞こえるとやる気が湧いてくるから、サポーターにはすごく感謝しているよ。サッカーにおいて、サポーターは一番重要な人たちだと思うよ」

 この年齢でこれだけ謙遜できるパトは、まだまだ成長しそうである。

2007年1月8日
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