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Primera Liga Paraguaya 2007 〜 パラグアイ1部リーグ 2007 〜

チラベルが国会議員に?

 その独特の風貌やプレイスタイルから世界No.1ゴールキーパーとまで言われた元パラグアイ代表GKのホセ・ルイス・チラベルが、パラグアイの国会議員の選挙に立候補することを明らかにした。

 ホセ・ルイス・チラベルは、1965年生まれで現在は41歳になる。同郷のグアラニーでデビューすると約10年間グアラニーで活躍。その後ベレス ( アルゼンチン ) を中心に述べ20年間選手生活を送った。キーパーとしての頭角を現したのは1990年代。1995年と1997,1998年には IFFHS ( 国際サッカー歴史統計連盟 ) が発表する「世界No.1ゴールキーパー」に輝き、世界的にも世界一のキーパーという認識が浸透した。現役引退後はオリンピア ( パラグアイ ) で監督デビューも果たすなど、何かと話題に事欠かないチラベル。そんなチラベルが、また一騒動を起こした。

 以前から一部マスコミの間で「チラベルが政治に介入するのではないか?」との噂が上がっていたが、その噂に従うかのように選挙に出馬する意向を公に認めたチラベル。当の本人は「誰の後援もない、いわば無所属での立候補だから、選挙は厳しい戦いになるだろう」と述べたが、国民的英雄のチラベルが立候補するとなれば票が同者に流れる可能性は決してゼロではなく、現職の国会議員らは一様にチラベルの選挙出馬に強い警戒心を抱いていると報じられている。チラベルのライバルと目されているフェルナンド・ルーゴ氏も、チラベルの今後の言動から目が離せないようで注視しているという。

 チラベルの当面の目標は、2008年の初めまでに上院議員の一員になっていたいとのこと。

2007年1月7日
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