Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 サン・ジャヌアーリオで光るアルゼンチン人。コンカの活躍でバスコが勝利。
前期グアナバーラ杯 第1節 バスコ・ダ・ガマ 2-0 ノバ・イグアス
リオ・デ・ジャネイロ州選手権は1月24日に前期グアナバーラ杯が開幕。同日に第1節が行われた。リオ・デ・ジャネイロので行われた バスコ・ダ・ガマ×ノバ・イグアス は、後半に2点を奪ったバスコが格下を一蹴。開幕戦を勝利で飾った。 試合は立ち上がりから互いに決定機を作ったが、主導権はバスコが握る。しかし前半はゴールが生まれず、勝負の行方は後半に持ち越された。迎えた後半、52分にバスコ・ダ・ガマが先制。MFダリオ・コンカ、MFモライスとつないだボールをFWレアンドロ・アマラウがフリーでゴールに突き刺した。ノバ・イグアスは攻め手を欠いてボールも支配できず四苦八苦。優位に試合を進めたバスコは72分にもMFモライスのフリーキックにMFアベージが合わせて2点目。バスコが余裕をもって勝利した。 昨年惜しくもリベルタドーレス出場権を逃したものヘナット・ガウーショ監督の下で確実にチーム力を上げたバスコ・ダ・ガマに、頼もしい戦力が加わった。ロサーリオ・セントラルから移籍したMFダリオ・コンカだ。コンカは移籍が決まってからポルトガル語の勉強にも熱心に取り組んでいたそうで、初の公式戦でもチームメイトとしっかりコミュニケーションがとれており、上々の出来でゲームをつくった。翌日の地元紙はこぞってコンカを褒め称えるなど、早くも能力を認められたようだ。州選手権の優勝はご無沙汰だけに、今季はタイトルを狙って戦うはず。FWホマーリオの移籍問題も含めて、バスコの動向に注目だ。
写真右上; FWレアンドロ・アマラウの先制ゴールを喜ぶバスコ・ダ・ガマの選手たち。
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