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Primera Liga Colombiana 2006 〜 コロンビア1部リーグ 〜

コロンビア代表監督にピント氏

 代表チームの強化と2010年W杯の出場に意欲を燃やしているコロンビアサッカー協会は12月23日、同国代表監督にホルヘ・ルイス・ピント氏を招聘した。ピント氏もこのオファーを受諾し、コロンビア代表にピント新監督が誕生した。

 カルロス・バルデラーマ ( 元コロンビア代表MF ) を擁して世界を席巻した1990年代前半以降、コロンビア代表は世界の舞台で思うような成績を残せずにいる。2005年に行われた U-20 南米選手権でこそベスト4まで進んだが、この世代の選手たちは成長過程にあり、本格化するまでにはもう少し時間がかかる。しかし、FWウーゴ・ローダジェッガ ( 元U-20代表 ) がメキシコに移籍するなどすでに第一線で活躍している選手も少なくない。当時代表監督を務めていたレイナルド・ロターテス氏は、DFイバン・コルドーバ、DFマリオ・ジェペス、FWファン・パブロ・アンヘルといったベテラン組を重宝する方針をとっていた。そこに、「世代交代」を求める国民の声が起こり始めたようだ。

 ピント新監督は記者団にマイクを向けられると「前任者 ( ロターテス ) が目指していた形が決して悪かったとは私は思わない。」とロターテス氏を擁護する発言をしつつも、「協会からお声がかかったことは大きな名誉だ。代表監督は大変重い仕事だが、強いチームを作っていきたい」と意気込みを語った。しかし、ベテラン組中心でいくのか、若手主体に変えるのかについては明言を避けた。

 昨年、W杯予選でウルグアイに勝ち点差1で本大会出場のチャンスを逃したコロンビア代表。まずコッパ・アメリカで結果を残して、2010年のW杯予選に弾みをつけたいところであろう。

2006年12月23日
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